第7話 出会い

いや~、昨日の夜はよく食べたな!

大好物の焼き肉だったので食べまくった結果朝になってもまだお腹減ってないぞ!


という事で朝ご飯は抜きにして学校に向かう事にした。

…うん。着いたんだけど誰も教室にいないな。早く着きすぎた。

よし、ちょっと寝るか。すぐに意識がなくなった様で、目を覚ますと…周りにめちゃくちゃ人がいた。


「あっ、起きた!おはよう、山下君!」


「…おはよー、斉藤さん」


「寝不足なの?」


「というより昨日の夜焼き肉食い過ぎた余韻だわ」


「焼き肉食べ過ぎた余韻って何?」


「なんとなく察してくれ」


「フフッ、よく分からないけどりょーかい。」


そんな訳の分からん会話をしていると田中君が廊下から手を振ってきた。


「お~い、山下!お客さんが呼んでるぞ~」

お客さんって誰だ?ってか、なんかあいつニヤニヤしてるな。まぁ、いっか。


廊下に出ると田中君の横にどこかで見かけた

覚えのある女の子が立っていた。


「じゃ俺はこれで!」

田中君は颯爽とクラスに入っていった。


「えっと…。俺に何か用事かな?」

とりあえず用件を聞いてみた。


「えっと…山下大地君だよね?」


「うん、そうだけど」


「あ、ありがとう!!」


ん?俺何かしたっけ??ってかめっっちゃ

周りから注目されてるやんけーー!!

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