とりあえず

永遠の絆

第1話 入店

俺の名前は、出雲いずも、今日は、長年の修業の末、

念願の自分の居酒屋を開店した。


俺の店には、アルコールは、勿論、ノンアルコールやソフトドリンクも完備している。


従業員は、看板娘の空の二人で、オープンしたが。


「此所は、一体」「どこですか?」


二人が、戸惑うのは、無理もない、店の裏口は、現代の日本に繋がっており、

店の正面入り口は、なんと、別世界に繋がっており、二人は、外に出て、困惑した。


「空ちゃん、俺達の目の前って、これって」


「恐らく、と言うか、確実に異世界です」


「マジで」


「間違いなく」


二人は、密かに願っていたことが有る。


それは、自分達のお店が、異世界で営業をすることが、

密かな願望だった。


「遂に、やったぞ、空ちゃん」


「やりましたね、大将」


二人は、大いに喜んで、直ぐに市場調査を開始し、しようとしたら、


「大将、この国の硬貨と紙幣と言語が分かりませんよ、これは、一大事です、

どうしましょ、大将」


「とりあえず、市場調査は、一先ず後にして、店を開けるぞ」


「了解、大将」


二人は、急いで、開店準備を進めて、営業開始した。


開店して2時間が経った頃。


初めてのお客さんが来店した。


「いらっしゃい」


「いらっしゃいませ~、お一人ですか?」


「は、はい、一人です」


「カウンター席にどうぞ」


初めてのお客さんは、カウンター席に案内されて、着席すると。


おしぼりとお通しが、出され、初めてのお客さんは、料金を確認すると


「こちらは、お通しなので、無料です」


無料ときいて、驚き。


お通しを一口食べてみると、めちゃくちゃ美味しかった


「メニューは、来ましたか?」


お客さんから、メニューを伝える。


すると、アルコールでは、無く、ノンアルコールをオーダーした。


空ちゃんは、大将に伝えると、大将は、テキパキと料理を開始した。


初めてのお客さんは、初めてのノンアルコールを一口飲むと。


「これ、めちゃくちゃ美味いよ」


初めてのお客さんは、大将の料理も美味しかった、為、常連になることを、

約束した。

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