第2話

それではトリあえず、前回の続き。


私が好んで聞いている曲というと、メタリカやバトルビーストと言ったアーティスト等から軍歌。


イヨマンテの夜から人生の並木路まで、孫とかも聞いていたりするので実に様々な音楽をきく。


今の人に、白い花の咲く頃等の世代の曲の話をしても多分判らないだろうけど。(判る人はすみません)



だが、私のイカレタ方の友達とカラオケに行く際。男女混合カラオケでサックスやトランペットやハーモニカを持参してくる奴が居たり。オカリナとかを持ってくる人も居ました。(私は無理なのでタンバリン)


やらないかから歌い始め、特撮の曲に行ったかなと思えばノベルゲームの曲等入って居れば全員で熱唱するというえらい混沌としたものになる。(ちなみに全員シラフ)


私は、順番とか余り気にしない。だって、すぐ声が枯れるもの。(==)



ちなみに合言葉は、「バカしかいねぇ!!」。

他にも「文字数だけ合ってる、全然違う内容の替え歌をあらかじめ用意し印刷してみんなで熱唱するという遊びをしてた事もある」


男性陣が、ノベルゲームのコスプレのヒロインの服着せられて。

その恰好のまま、夜の街に繰り出すという事もあった。


私は、その背を(==)様な顔をして見送り……。



ちなみに、友人カップルを車で拾いに行った時は閉店時間になったバーの横のゴミ捨て場のゴミ袋にカップルでベットインしていたのを私が適当に自分の車の後部座席に荷物の様に積んで回収し。翌日、その写真を共通のグループチャットでゴミ捨て場がラブホというタイトルでみんなに共有し大変爆笑させて頂いた。(本人に許可は貰ってる)


これぐらいの役得がなければ、高いガソリン代に担ぎ上げる肉体労働の対価としてはわりに合わないと思うがどうだろうか。(どうだろうかじゃねぇ)


このカップルの結婚式にも私は呼んでいただいた事がある訳だが、挨拶の時にその時の写真を会場のスタッフに投影機をお借りし投影しながらその時の事を熱心に説明したり。


学生時代、彼氏がギブミーチョコレートとバレンタインの時に彼女にしていた際。

うちは和菓子屋なのよ、大福しかないわといって六個入り大福を渡していた事を友人エピソードとして語って居たら新郎新婦と友人一同は拳を振り上げて盛り上がり。


両親は両手で顔を押さえながら顔を真っ赤にするという、かなり派手な結婚式だった。



ちなみに、ウエディングケーキは友人の中にパティシエが居たのでそいつに金だけ渡して頼んだところ。悪ノリの塊の様な、力作がでてきたりしたわけだがカラオケで鍛えた演奏の腕は見事で友人筋の誰かが結婚式を挙げる度にロクでもないケーキと素晴らしい演奏のセットがついて回る事がこの時勝手に決まった。


最終的には、「次のデザインはもう決まってんだ、誰か結婚しろ」みたいに言い出して。いや、パティシエなんだから仕事場でその熱意だしてよと言った所。


「あんな、自由にやらせてくれる職場があるわけないだろ!」みたいな事を言っていた。


いや~、確かに色んな意味で自由にやってたけど。(笑)



トリあえず、そんな訳であの頃は酷かったなぁ楽しかったなぁという想い出だけが蘇ります。(あの頃は、皆若かった。



色んな友達の、娘ちゃんや息子ちゃんたちを遊園地やら動物園やら連れていく事も私は頼まれる事があるのですが。私が「ビックリハウスいきたい~」とか駄々をこねたりするので、むしろ友人の娘ちゃんや息子ちゃん達が「親と同い年だけど、自分より中身子供の人だから私達が連れてってやらなきゃな」という顔をさせる事に成功しています。



結果として、親公認で映画とか連れまわしたり。今日は菓子を見に行きます!!とかやってるとノリよく「おー」とか拳をふりあげてやってくれるので偶に私は調子にのって本当はクソ高いホテルの一階とかにあるピアノが置いてあるような店で休憩して(支払いは全額私)ケーキや紅茶をご馳走して夕方家に送っていくと娘ちゃんや息子ちゃん達からその話を聞いた親(友人夫婦)が私達もみたいな事いいだすので「貴様らは自腹でいけ、むしろ私が奢って欲しいわ」等というセリフで封殺するというのを楽しみにしている事もあります。


値段より、そこで聴けるピアノの生演奏とかいいんですよね。リクエストも、聞いてくれるし。そこで、リクエストするのは友人の子供に任せると……ね。


※ピアニストも周りのお客さんも非常に微笑ましそうに見て下さいました。



別の友人で、通称猫屋敷と言われるところに住んでいる友人がおります。

その昔、カラーヒヨコの屋台を見たことがある人なら判ると思いますが床の猫の密集率がカラーヒヨコ屋台並だからそう呼ばれているだけで実際の広さは屋敷でも何でもないんですが。



月の末日だけ、かつおぶしの日というのがありまして。全員の普段の餌の上にかつおぶしがのる日があるんですが友人が電動の削り器を買うまでは「昔懐かしの大工の鉋の様な道具で一本を汗水流しながら削っていた」というエピソードもあります。


「手がパンパンになるまで私も横で手伝いでかつおぶし削っていました、薄く薄く向こうが見える位とがんばっていましたが……」



※消えるのは一瞬でした悲しい



トリあえず、そんな事はいいんだよ。



最近は、友人達とも疎遠になって久しく。

噂によると、離婚したり急病になったり遠くにお引越ししたりというね。



まぁ、若い頃と違ってみんな社会に疲れているのでしょう。

電話すると、楽しくお話出来る辺り。そんな、エネルギッシュな事は流石に黒歴史化しています。


さて、まだ昔の話をしたいので続けますが。


手持ちの盤では、太陽がくれた季節(青い三角定規)思案橋ブルース(中井 昭、高橋 勝、コロラティーノ)、湖畔の宿(高峰 三枝子)銀座九丁目水の上(神戸 一郎)柿の木板の家(青木 光一)等の古い曲を中心に聴いている事もあれば。


月光(鬼束ちひろ)やなんかもきいています。


ちなみに、一押しは俺の右手はゴットハンドでPS2のゴットハンドのエンディング曲。


傾奇者恋歌(角田信郎)とかも割と好きです。


こういった、様々な曲を聞く為に音響にBOSEのスピーカーとか色々導入したんですが結論からいうと近所の映画館より音環境が良くなった為に映画を見る事に使ってしまい肝心の音楽はむしろ聴く機会が減ったとかいうオチになったりしています。



トリあえず、私バカじゃねーの?。



って事で、パート3に続きますアデュー。

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