第4話・大チェイス

 目が覚めると仰向けになって倒れていた。

 視界には建物の壁面と薄暗くなった空しか見えず、あの空間から帰ってくるといきなり現実に引き戻された感覚は不快でもあるけれども、死という危機を乗り越えたという事実がそれを帳消しにした。

 空を見る限り、あれから時間はそれほど経っていないようだった。

 みぞおちと、腹を擦る。傷は完治しており、意識もはっきりしている。貧血の様子もない。

 そのまま手を胸の上にスライドさせると、そこに何かがいるのに気がついた。手で優しく撫でる。それはなめらかな羽毛で覆われており、ぱっと見ると、それはさっき見た怪鳥……を小さくしたようなものだった。

 要するに、小さな猛禽類。これは……鷹か?詳しくないので鷹と鷲の見分けはつかない。けど、これは鷹だろう。おそらく、きっとそうだ。

 (……けど、今はちょっとどいてほしいな。)

 そう頭の中で思うと、鷹はぴょんと私の横のゴミ山に飛び降りた。どうやら私が念ずるだけで言うことを聞いてくれるらしい。

 ……ちょっと待てよ。もしかしてだが、『実現可能にする力』ってこれ?

 鷹はゴミ山をつついたり、毛づくろいをしながらその場に突っ立っている。

 まあ鷹って考えると強そうではあるけど、それよりも強力なビームをビュンビュン打ってくる相手にこれで対抗するのはちょっと無理がある気がする。

 いや、ここで断言する。無理だろう。

 すると、広間の真ん中から大声が聞こえた。

「どうすんだよこれ!なんであれぽっちで死んじまうんだ!」

 どうやらルイが嘆いているらしい。

 「殺しておいたほうが都合がいい」とか言っていおきながら、本当は殺してはいけなかったのか。敵にすら見栄を張るとは、愚かしいことこの上ない。

 マヌケな奴め。第一、あれだけやれば誰でも死ぬだろう。

「どうしよう……。このミスはさすがに怒られるとかそういうレベルじゃないぞ……。まじでどうするんだ……。」

 あれは相当ひどいミスだったらしい。

 そしてしばらくするとルイがこっちをバッと振り向いた。

「どうも。久方ぶり。」

 そう声掛けすると、ルイは顔を真っ赤にして問い始める。

「いつから聞いてた?第一なんで生きてんだ!?」

「『どうすんだよこれ!』のところからかな。殺しちゃだめだったのに殺したんだね、私のこと。夢の中で怪鳥と出会って、そこである条件と一緒に生き返らせてもらったの。」

 ルイは相当戸惑っていたが、しばらくすると冷静さを取り戻した。

「……間に合わなかったか。」

 そう嘆いているのを見ると、さっきの怪鳥と私を会わせることはどうしても防がなければならなかったらしい。

「……あなたも見たの?あの大きな怪鳥。」

「さっきから出てくる怪鳥ってなんのことだ。ボクはそんなもの知らん。」

 あれ、ルイもあれを見たわけじゃないのか。ちょっと話の腰を折られたような感じがする。

「まあいい、生きているなら好都合。次こそは生け捕りにする。」

 まだやる気らしい。

 この鳥がどう役立つのかはまださっぱり分からないが、やれるだけやってみよう。

 その肝心の鳥は、今私の肩の上に乗って服をついばんでいるのだが。緊張感があまりにもなさすぎる。まあ、鳥に空気を読むことを求めるのも変な話か。

 もう日が落ちかけている。私のさっきの推測が正しいなら、日没して陽の光がなくなればこちらの方が有利だ。

 しかし、私のそんな推測はすぐになかったことになった。

 建物の路地裏側の窓が次々にバリバリと割れ、煌々と光るガラス球が十、二十、三十……いや、もっとそれ以上の数が姿を表した。

「……まじか。」

 どうやら「最期の一個のガラス球だ」というのもブラフであったらしい。ブラフの重ね掛けか。

「死ぬなよ。」

「くっ!」

 ガラス球は類の周りを周回しだす。例えるなら、ルイを恒星とし、その周辺を衛星が回っているようだった。

 ……あれ、恒星、太陽、ルイ。どこかで聞き覚えがあるような。

 っと、そんなことを考えている暇はない。香蓮を拾い上げ、先ほどと同じようにゴミ山の後ろに隠れる。今にも攻撃が飛んできそうなこのタイミングで、ボケっと考えている暇はない。

 なにか良い案がないかと考えていると、あっちから攻撃を仕掛けてきた。こっちは遮蔽物があるというのに、いくら球のストックが多いからと無駄撃ちは厳禁なはずだ。

 しかし、その憶測はまたもや外れてしまった。レーザーは私の一個右を貫通してきたのだ。驚いて身を屈める。

 まじか。こいつ、さっきのタイミングでもその気になれば遮蔽物ごと私を貫通できたのか。恐ろしい。

 というかやっぱり生け捕りにする気無いだろ、こいつ。

 ひとまずここでずっとちょこまか逃げ回るのはジリ貧でいずれ捕らえられるか殺されてしまう。

 どうにかしてここから逃げるにしても、一階部分は窓が無いようだ。逃走対策も十分ということだろう。

 しかし、詰めが悪い。今私の右側数メートルにある、数あるゴミ山の中でもひときわ高い山。そこからベニヤ板で無理やり補修された窓へブチ破れそうだ。

 思い立ったが吉日行動。現在隠れているゴミ山の中にある冷蔵庫を押し倒し、バランスを崩す。

「くっそ、ほんとにそういうのばっかだな!」

 崩れたゴミ山はルイの上に覆い被さり、ルイはその下敷きになった。

 あいつはこれぐらいじゃ死なない。おそらくだが時間稼ぎにしかならないはずだ。

 香蓮を背負ってさっきのひときわ高いゴミ山の上に登って、ベニヤ板をブチ破り建物の中に侵入する。

 窓から外を覗くと、ルイは既にゴミ山の中から出てこようとしていた。

「待ちやがれ!」

 ゴミ山から上半身だけ姿を見せていたルイは、こちらへピストル型にした手を向けて攻撃を再開した。

 壁やガラスごと貫通してくるルイの攻撃を避けながら、香蓮を抱えたまま廊下を駆け抜けついにルイの視界の外へ出ることに成功した。

 けれど、ルイはすぐに私を追ってくるはずだ。あいつのあの執念だと、何かしらの形で応援を呼んでやっと撤退するかどうかだろう。

 私の勝利条件は応援を呼んで逃げ切ること。無力化するのも手だが、あいつを無力化するなんてできる気がしない。

 逆にルイの勝利条件は私を拘束すること。私が死んだ場合、ルイは勝利こそしないが私は言わずもがな敗北だ。あの怪鳥との約束も最速でブッチすることになる。

 また、日没した場合光の球の補給をすることができないから、私が相当有利になるはずだ。

 反対に、香蓮を人質にとられた場合はかなり私が不利になってしまう。それは絶対に避けたいことだ。

 下の階へ降りる階段を見つけることが一番なのだが、それは既に崩落させられている。上へ登る階段はあったが、上へ登ってしまえばそれは逃走経路を狭めることを意味する。一時的に距離を離したり隠れることはできれど、結果的に逃げ道を塞いでしまうことを意味する。上へ登るべきではない。

 そんなことを考えながら、私は建物の中の部屋を回りながら、あるものを探していた。それを見つけることができれば、私が有利に立てる。

 ちょうどそのとき、私が探していたものを発見できた。固定電話だ。

 これで応援を呼ぶことができれば、私が有利に立てる。しかし、その希望はすぐに打ち破られる。

 イチ、イチ、ゼロ。コール。イチ、イチ、ゼロ。コール。

 何度緊急通報しようと思っても、電話がつながらないどころかコール音すら聞こえてこない。

 嫌な予感がしながらも、固定電話の配線を辿ると途中で電源コードが切れていた。どうやら、固定電話で応援を呼ぶことも対策済みらしい。

 またルイに一手上を行かれたことを悔しがりながら、香蓮を壁にもたれさせ、一息つく。ここまで逃げればしばらくはルイはここまで追ってくることはないだろう。

 しかし、ルイは私が建物の中に逃げ込んだ場合も想定しているとは。本気で私を捕らえようとあれこれ策を講じているのが分かる。それも殺してしまっては意味がないと思うが。

 ここまで走ってきて分かったことだが、扉は既にコンクリートのようなものでガチガチに固定されており、建物の外へ逃げることも既に対策済みであった。

 そしてやどうやったかは知らないが、建物の中には人っ子一人いやしない。まさか全員殺して今は土の中、ということは流石にないだろうが。おそらく既に居抜きの建物を転用したのだろう。

 それにしても、ずっと私の肩にとまっているこの鳥はどう使えばいいのだろうか。言うことをなんでも聞くのは分かったが、いったいどうすればいいのか分からない。

 さて次の策はどうするかと考えていると、どこか遠くからコツ、コツという音が聞こえてくる。とっさに事務用の机の下に香蓮と共に隠れる。まさか、ルイがもうここまで追ってきたのか。

 その音はしばらく続いたあと止まり、またしばらく続いたあと止まりを繰り返している。どうやら、部屋をシラミ潰しに探しているらしい。

 息を潜める。心臓の鼓動が早まる。さっきのゴミ山と違い、この建物の中では利用できそうな遮蔽物があまりにも少なすぎる。ここでばったり会ってしまうことは避けたい。

 足音が直近まで迫り、ついに私がいる部屋に入ってきた。そこで私はあることを思い出した。落胆したあまり、電話の受話器を吊り下げたままだった。これでは私がこの部屋にいることがばれてしまう。

 恐る恐る事務用机から顔を覗かせ、あちらの様子を伺う。

 しかし、その足音の主はルイではなかった。つばの大きい帽子を被り、ヨーロッパのお城を守っているような衛兵の格好。そして、体は半透明の長身の幽霊のようななにかだった。形容するなら、亡霊というのが正しいだろう。武器は先端にナイフがついたライフル銃。敵か味方かも分からない。

 その亡霊は私の方をばっと振り向き、私のことを視認するとライフル銃をこちらに向けて発砲してきた。こんなことをしてきたら、例えサルであってもあいつが敵だろうと気付くだろう。

 次の遮蔽物の裏へ隠れたが、こんなイタチごっこをしていてはすぐに殺されるのがオチだ。

 亡霊は、部屋に放置されていた机や古びたVHSの入った段ボール箱を蹴り飛ばしながらこっちへ向かってくる。相手の力量も分からないので、先程のルイの時と同じく下手に距離を詰めるのも危険だ。

 どうするべきかという選択を迫られていると、肩にとまっていた鷹はばっと飛び立ち、部屋の中を飛び回り始めた。

 亡霊は鷹のことを撃ち抜こうとしたが、発射された弾丸はすべて天井に着弾し、ついに目標にあたることはなかった。

 そして速度に乗った鷹はその亡霊の胸を貫き、亡霊はばたりと倒れる。その亡霊の元へ駆け寄ったが、亡霊はしばらくすると霧散して消えてしまった。

 一瞬の出来事で脳みそが回らなかったが、流石にこれだけ超常的現象を見ていれば、ある程度は慣れてくる。

 これは完全な推測だが、この亡霊はルイが呼び出した眷属のようなものかなにかだろう。生きてはいない。

 そして、この亡霊がこの建物の中を闊歩して私のことを探し回っている。どうやら状況は相当逆風な状態らしい。

 なるべく隠密に動かなければ、この衛兵に見つかって射殺されてしまう。ルイの目的が生け捕りなことを考えると、実は視界を共有していて、私の位置を特定して追いかけてきていることも考えられる。

 そうなると、ここにずっと長居するのは得策ではない。ルイ本人が来るがまずいのは自明の理、さらに言えば増援が来るのも非常にまずい。

 もう、二階には居られない。私は愚かな選択だとしても、さっき見つけた階段を登って上へ逃げるという選択をせざるをえなかった。


 

 三階へ逃げて一時間ほどが経過した。日は完全に沈み、私が有利な展開となってきた。

 屋上へ登る階段か、もしくはまだ破壊されていない非常用階段を探したが、どこにも見つからない。私とルイの追いかけっこは未だに継続中だ。

 私が階段の踊り場に仕掛けたトラップに引っかかっているので、ルイが三階へ登っていることは分かる。

 三階は二階より更に人の気配が少なく、床にはほこりが降り積もっていた。下手な歩き回り方をすれば、足跡を証拠として追跡されかねない。

 また、豆電球程度ではあるが照明が灯っており、明かりには困らなかった。道中で懐中電灯や電気式のランプを拾ったが、ここでそんなもの使おうものなら見つかる確率が飛躍的に上がってしまう。

 例の衛兵の亡霊はあの後も三階を徘徊していた。隠れてやり過ごしたり、鷹で破壊したりなどして攻略したが、三階へ上がったばかりの時に左腕に弾丸が当たり負傷してしまった。

 しかし、その傷は今では元通りになってしまっている。かさぶたができて出血が止まった、とかではなく尋常じゃないレベルでの治癒速度で傷が元通りの素肌に戻ってしまったのだ。

 あの怪鳥……いや、デモクラスだったか。が言っていた、「力」のおかげだろうが、あれを受け取らなかった場合そのままあの世行きだったとはいえ、こんな超常的な力を受け取って、そのうち醜い怪物に変身でもしてしまうのではないか不安で仕方がない。

 力で言えば、この鷹に関しても分かったことがいくつかある。

 まず、確かに私の命令も聞くが自律して相手を攻撃したり、逆に陽動したりなどして動くことだ。私が気づかなかった背後の衛兵にもきっちり反応し、私の命令無くとも突撃、からの衝突して衛兵を霧散させた。

 私は後ろには目がついているというわけではないので、そういったものにも咄嗟に反応して対処してくれるのはありがたい。

 また、さっき仮説として立てた「衛兵の亡霊とルイは視界を共有しているのではないか」というものだが、私もそれができないか試してみた。

 座って目をつむり、集中する。すると鷹の視界に私が乗り移ることができ、そのまま念じて操作することで私が危険を犯すことなく偵察をすることができた。

 もっというと、座って目をつむる必要すらなかったのだが、目を開けたままだと私の視界と鷹の視界が重なり、ひどく酔った。これは慣れるまではぶっつけ本番で使うべきではないだろう。

 さて、この一時間ほどであった出来事はこんなものだ。私が有利な展開になっているとはいえ、まだ私が追い詰められていることには変わりない。なにか起死回生の一手が無いか。

 外とつながる階段がありそうな鉄の扉をまた見つけた。こういう扉は今まで十枚ほど見てきたが、大抵が入口がガチガチに固められているか、もしくは階段が落とされているかの二択だ。

 ダメ元でドアノブを握るが、回った。そして、ゆっくりと押してみるとギリギリと音を立てながらではあるが開いた。おや。しかし、まだ期待しすぎてはいけない。ここから更に階段が落とされているというのは今までに何回も見てきた。しかし、そこには未だに落とされていない階段があったのだ。

 そして、朗報は続く。

「……?ここ、どこ?」

 なんと、発見して以来目を覚まさなかった香蓮が目を覚ましたのだ。

 まだ意識が朦朧としているようだが、感極まるあまり背中から下ろしてゆさぶる。

「香蓮!良かった!……体調はどう?どこか痛くない?」

「……めぐちゃん?そんなに焦ってどうしたの。私は元気だよ。」

 良かった。どこも悪くないらしい。

 けれども喜んでいる暇はない。「立てる?」と香蓮の体を労りながら立ち上がらせ、非常階段から建物の外へと逃げようとした。

 しかし朗報とはそう続かないものである。

「くっそ!大和!どこだ!出てこい!」

 ルイがすぐ近くまで近づいてきたいたのだ。まだ見えるところにはいないが、ここで二人とも逃げれば追いつかれる可能性がある。ならば。

「香蓮。先に逃げてて。」

 香蓮がひっそりと逃げて、私が目立ちながら逃げ回って香蓮に逃げる隙を与えるしかない。

「えっ?何がどうなってるの?逃げなきゃいけないならめぐちゃんも一緒に逃げないと!」

 香蓮が私を必死に止めようとする。もうそんなことをしている暇はない。

 私は、香蓮を突き放した。そして、香蓮が階段の踊り場に出たのを見て扉とその鍵を閉める。

「めぐちゃん!?なんで!?せめて、何がどうなってるか教えてよ。さっきのって類くんの声だよね。どうなってるの!」

 モザイクガラスの向こうに見えている香蓮は、ドアをドンドンと叩きながら私に訴えかけていた。

 もう時間がない。私は香蓮に「私なら大丈夫。後で絶対に追いつくから」と言って、その場を後にした。

 後ろを振り返ると、扉の向こうに見えていた香蓮は姿を消していた。無事に逃げられるといいが……。

 しかし、もう香蓮の心配をしている暇ではない。

「見つけたぞ!待て!」

 私がその場から走り去る姿を、ルイに見られてしまった。ルイは私の方めがけて閃光を放ちながら、こちらへの距離を詰めてくる。

 とっさに鷹へ命令する。

「貫け!」

 鷹はルイが侍らせている光球めがけて突撃し、命令無しで破壊された光球はその光エネルギーを指向放射することを諦め、さながら先程の「フラッシュ」のように目潰しとして機能する。

「クッソ!」

 目を潰されたルイは方向感覚を失い、壁に激突する。これでしばらくの時間稼ぎができる。

 そして、私はこのタイミングで四階へ向けた階段を発見した。ここで登るべきか否か。しかし、相手はその答えを考えさせてくれる暇を与えはしなかった。

 階段のひとつ向こうの曲がり角から、亡霊の衛兵が数人姿を見せた。しまった、回り込まれてしまった。

 衛兵は前方の数人がしゃがみ、全員でこちら向けて射撃の大勢に入る。相変わらず言葉も無しで連携しているのは不気味だ。

 脇にあった階段の踊り場に飛び込む。そして、おそらく防火用か何かで設置されたであろう、重厚な鉄扉を閉ざす。その途中で衛兵がこじ開けようとしてきたが、亡霊の衛兵数人の膂力よりも、私一人の膂力のほうが圧倒的に上であった。

 扉を閉じきり、鍵をかける。もちろん、しばらくすれば別の階段から登られるか、もしくはここから突破されるだろう。ここに長居はできない。

「クッソ!なんだこの扉!」

 ルイも目潰しから復活したようだ。ならば、それはなおさらだ。

 私は四階への階段を駆け上った。

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