五三竜の1日

五三竜

コミりゅうの1日

 これは、コミりゅうの……彼の、波乱万丈な1日です。実話かもしれないし……そうじゃないかもしれません。


 まず彼は、朝起きて直ぐに気合を入れます。これをしないと体がベッドから離れないからです。彼は気合を入れて、まるで世界最強のボンドで引っ付いたような体を無理やりベッドから引き剥がします。


 そして、部屋から出ると1階のリビングに行きます。自室は2回なので、朝から階段を下りる必要があります。


 朝起きるとすぐに朝食を食べます。いつも朝は時間が無いので親に用意してもらってます。そして、朝は何か食べるとお腹を壊すので、パン1枚以下しか食べません。


 彼はパンを食べるとそこからRTAが始まります。ご飯を食べてから家を出るまでに20分あるかないかくらいなので、なるべく早く準備を終わらせる必要があるからです。


 歯を磨いて髪を整え教科書をバッグに詰め込むと時計を確認します。だいたい6時48分に家を出るのですが、この時の時刻は毎日40分前後です。


 そして、何事もなく学校へ向かうと無心で5階まで上がります。彼は鬼畜高校……通称きーちく高校似通っているので、5階にある教室まで重たい荷物を抱えながら登るトレーニングをします。ちなみに高校名は適当に考えました。


 しかし、この時に1つ忘れては行けないものがあります。このまま5階まで上がると教室の鍵が開いていません。クラスの皆は鍵を開けるという行為に対して極度の嫌気を感じるそうで、下手をすると最初の授業が始まるまであかないこともあります。


 そのため、心優しく器の大きい彼が特別に、大切な人生という時間を使用し、重たい荷物と体を無理やり動かして持って行ってあげます。そして、教室に入ります。


 彼が教室に入るとすぐに机に座ります。


 というのは嘘で、荷物を置いてトイレに駆け込みます。彼は決まって7時20分にお腹を壊すのでトイレに駆け込みます。運が悪いとトイレが空いてないことがあります。大抵その理由はトイレで寝ている人がいるからで、その人はどれだけうるさくしても起きないので諦めて他の場所を使います。皆さんはトイレで寝ないようにしましょう。


 そして、彼がトイレから戻ってくると、すぐさま椅子に座ります。彼の机は1番前なのでそこに座って小説を書きます。だいたいこの時のPVは0なので、投稿するかしないかを迷いながらゲームをします。


 それから何事もなくスマホをいじって、8時くらいから勉強をして、9時くらいにホームルームがあります。その1時間はスマホを使いません。というより使えません。使いたいと言うなら学校を休みましょう。


 そして、学校での一日が始まります。と言っても特に面白い訳ではありません。ちょっと、早口過ぎて何を言っているのか分からない友達がいたり、授業中でも小説を読み続ける友達がいたり、授業中に寝すぎて何かの病気を疑われる人がいたりするだけですので。


 軽く説明すると、基本的に彼は物理を専攻しているのですが、一緒に授業を受ける人に、爆睡しすぎる人がいます。その人は、箇所の挨拶を終えるとすぐに寝て、最後の挨拶の時まで寝てるので、起こされる時はかなり面白いです。


 そして、その人とは物理と地理の授業の時に一緒なのですが、どっちも面白いです。そんなふうに寝ている人が起こされているのを影で笑いながら過ごしています。


 だいたいその後は何も無いです。クラスの皆は受験が近づいてきて焦っているので授業妨害する人は、先程話した寝ているにと以外にいません。


 そんな風に時間が過ぎていきます。昼休みになると、基本的にご飯を食べるのが遅いので、約1時間ほどある昼休みのうち55分は食事に使ってます。


 皆さんが遊びたいならもっと早めに食べましょう。


 ちなみに、学校にいる時はスマホは回収されるので使えません。ダミー出すのはダメーです。


 そして、そのまま午後の授業も始まり、何事もなく終えると、超長い掃除があります。帰りのホームルームは短いのに、掃除はその2、3倍の長さがあります。しかも、彼のクラスだけです。


 そして、時間をかけて掃除を終えると部活に行くのですが、掃除が遅いのでみんな準備が出来ています。遅刻っぽい感じで部活に行くと、ゆっくりと準備をして部活に望みます。


 そして、部活も何事もありません。面白い後輩と友達とおしゃべりしながらふざけます。そして、時々真面目に走ります。


 ですが、基本的に彼は陸上部で1番速いので、タイムをこされないように最近は真面目に練習してます。そして、彼の専門種目は三段跳なので跳躍練習をするのですが、実はきーちく高校は鬼畜なので陸上部の練習場所がありません。そのため砂場もないので跳躍の練習などもってのほかです。


 どうやって練習すればいいのか分からずアスファルトの上でジャンプ系の練習をしてます。だからなのか、彼には校長先生が何を考えているのかが全く分かりません。


 そして、部活が終わると家に帰ってご飯を食べると、お風呂に入って勉強して寝ます。これが彼の1日です。


 休日は、朝に部活をして昼らはマイクラをしてます。彼はこんな日常を毎日繰り返す。そして、時々記録会や大会に行く。


 これが……彼の……平凡な1日です。

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