守山図書館創作ワークショップ ~みんなの原稿~
虹乃ノラン
レジュメ
ショートストーリーを書いてみよう ~3枚の写真から君だけの物語が生まれる~
◇ごあいさつ
はじめまして! 「ノラン」と「りん」です。猫の名前みたいですが、そんな感じでいいです。今日のワークショップでは、ぜひみなさんの胸元にも、「こう呼んでもらいたい適当な名前」を、貼ってみてください。なんでもいいです! グループ作業的ななにかだと考えるとハードルがあがってしまうかもしれませんが、顔を突き合わせて食べる学校給食!みたいな気持ちで。自由にしゃべってもいいし、黙っててもいい、です。
小説を書いている人のペンネームのことを、「
◇文字による創作物とは
文字、言葉を使った創作物には、詩、小説、短歌、俳句、川柳、ショートショート、140字小説……などなど、たくさんあります。「いったい何が違うの?」そう思ったあなたも大丈夫です! 難しく考える必要はありません。写真から自由な発想をして、なにか書いてみよう! 今日の決まりはこれだけ! 制限を設けるつもりはありません。が、今日この場には幸運なことに、文字を書くことを仕事にしたいとずっと頑張っている仲間たちがこっそり隠れています(こっそりじゃないかも)ので、もしなにか疑問があったらぜひお隣の方に話しかけてみてください。やさしく教えてくれるかも(たぶん!)。
◇じゃあ何を書く……?
とはいっても、なんでもあり!って逆に難しいですよね。うんうん。わかりますとも。ちょっとだけ、とっかかりになりそうな説明をしておきましょう。
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A掌編小説 :起承転結に則っても則らなくてもOK
Bショートショート:ワンアイデアと印象的な結末(オチを含む)
C詩など :妄想日記、リアル日記みたいなものでもいい
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【A 掌編小説?】起承転結とは ~桃太郎を例に~
起 ――物語のはじまり。舞台や登場人物が登場する。
承 ――物語が進み、主人公がなにをするかわかってくる。
転 ――物語が急に変わっていく部分。大きな問題が起こったりする。
結 ――物語の最後、どのように終わるかわかる。
※起承転結は、物語を面白く、かつ分かりやすくするために使われます。「起承転結」を意識して書かれた物語は理解しやすく、読み手に優しい文章になります。 時系列で考えても大丈夫。いつどこでだれがなにをして、どうなったか。転や結を意識するとおもしろくなりそうです。
〇起〇 桃から生まれる桃太郎
〇承〇 犬、サル、キジを仲間にして鬼退治に向かう
〇転〇 鬼が島で鬼と対決
〇結〇 平和な世界を取り戻す
「結」で何を書きたいのか、という部分を考える。「鬼という脅威の消滅」「金銀財宝を手に入れてハッピーエンド」「桃太郎の成長物語?」
【B ショートショート?】ワンアイデアと印象的な結末(オチ)、短くて不思議な物語
ショートショートとはなんぞや。有名なショートショート作家には星新一がいます。現代では、田丸雅智さんが活躍しておられます。田丸方式をちょっと紹介!(わー!お得!)
Let’s See:(※参考資料2-1、2-2)
① 思いついた名詞をいっぱい書く(3分)外を見たり、辞書を引いてもOK
② ①から名詞をひとつ選び、思いついたことを書く(4分)無関係でもOK
《STEP1》不思議な言葉をつくる ➤ 違和感のある言葉をくっつける
《STEP2》不思議な言葉から想像を広げる ➤ それはどういうもの? 良い面と悪い面
《STEP3》想像したことを短い物語にまとめる ➤ まとめる ➤ わーい! 完成!!
(例)りんとノランがタイトルつけてみた☆(ちらしの裏写真)
イ:ブランコ
R 『靴とばし駅』『立ちこぎする犬』『二人乗りのランドセル』
N 『孤独なブランコ』『だれかを待ってる』『ふたつの影』
ロ:手
R 『ジャンケンの花』『手をつなぐ絵の具』『マニキュアの雨』
N 『あいことば・てことば』『ともだち転送装置』『電気の科学館』
ハ:ひつまぶし
R 『川にいる龍』『うなぎの展覧会』『ひつまぶしの手紙』
N 『いくら食べてもなくならない』『ねぎが嫌い』『箸がない』
➤それはどういうもの? 自分でタイトルを作るもよし、ここから選んでみるもよし。
【C 詩とか?】心象風景。思い描くこと。うれしい、かなしい、五感と語感をフルに使って!
自由に書いてみよう!
※参考資料については、参加者のみとさせていただきます。
※お題写真はこちらをご覧ください。https://kakuyomu.jp/users/nijinonoran/news/16818093073879550158
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