転生した勇者と魔王による新しい日常
猫島フィン
プロローグ
俺、黒崎蘭は2年前、18歳のときに勇者として魔王を討伐した。
なぜなら、魔王が我々人類の脅威となっていた魔物の王だったから。
そして、俺が勇者として選ばれたから。
この世界では、勇者は生まれながらにして勇者という責務につくことが決定してしまう。
勇者になる者は、『勇者病』と呼ばれる病にかかった状態で生まれ、勇者病が治ることなく命を散らす。
勇者病の症状としては、通常の人の2倍ほどの魔力、筋力などの常軌を逸した能力。ここだけきくととてもいいものだ。
しかし、この病にかかった者は、皆生まれてから20の年をとると、死ぬ。
そうして俺も今、20歳を迎え、命を落とした。
しかし、輪廻転生というものは実在するらしい。
それに加え俺は、生前の功績のおかげで、転生先を選べるらしい。
決められた運命の上で生きるのはもう嫌だ。
俺が望む次の人生は。
「今までの人生とは全く違う、全てが新鮮な自由な世界」
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