異世界で俺TUEEEEしたいですか?そうですか、なら生き残ってくださいませ

ククノ宮八一

第1話 よくある異世界の幕開け

フィットチーナ大陸、最南端

魔王の島から最も遠いい国、他の国からは皮肉をこめて『世界一平和な国』と呼ばれているボルケーノ王国、その玉座の間にはこの国の重役達が

地面で淡く光りを発している巨大な魔法陣を囲むような形で集まっている。

皆が固唾を飲む中、魔法陣が強く光り出しす、そして光が収まると魔法陣は消え去り代わりに

1人の人間が横たわっていた...


「おお、勇者召喚の儀は成功したぞ!!」



周りがやけに騒々しい

うっすら目を開けると知らないサンタコスの人と

シンデレラコスの人が僕の目の前に立っていた。


どこだ ここ...ハロウィンにいた記憶はないぞ...


「初めましてですわ、勇者様私はこの国の第一王女ファシリア・ボルケーノと申します。

いきなりのことで混乱しているでしょう?

リーシャ、勇者様の部屋まで案内して差し上げなさい」

「はっ、かしこまりました!!」

リーシャと呼ばれた女騎士は勇者と呼ばれた男を

抱き抱え玉座を後にした。


目が覚めた、知らない天井だ。

「ここは...」


「ここは貴方様のお部屋ですわ、勇者様」


??????

この人は一体なにを言っているのだろうか?

「僕の部屋の割には色々違いすぎるんだけど...」


「説明不足でしたわ、今日からここが貴方様の部屋になります。勇者様」


「どういうことですか?ここはどこなんですか?それに勇者様ってどう」言い終わる前に部屋のドアがノックされ「失礼する」そう言いながら

入ってきたのは黄金に輝く冠を被り、杖をもち、赤いコートをまとっているいかにも王様って感じの人だ。


「いろいろな疑問はあるだろうだが、まずは

我々の話を聞いてはくれぬか?質問はあとでいくらでも受け付ける」


「はい、わかりました」

喋り方がとても優しいいい人そうだな


「うむ!まずは自己紹介からじゃな、

わしの名はジャーロン・ボルケーノこのボルケーノ王国の国王である。そしてこちらが娘の」

「ファシリア・ボルケーノですわ」

軽く会釈をかわす、

「早速で悪いが本題に入らせていただこう、

この国いやこの世界は魔王によって終わりを迎えようとしている。そこでだ、貴方にはこの世界を救っていただきたい」



一体なにを言っているんだこの人たちは





(ねえ)

....?

(異世界に転生できたらどうするのかな?)

....

(確かに、最初は混乱するかもね〜)

......

(多分なに言ってるのか理解できないし笑)

..



一緒に、いけたらいいのにね







*****

ちなみに

作者はカルボナーラ派です。

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