前世一等航海士の俺が転生して海軍に入ったら何故か周りの美少女乗員から慕われまくってるんだが

Hi9h1and3rs

プロローグ

目覚め

HELP! HELP ME!助けて!助けてくれ!

 ブロンドの男性がモデルばりに良い顔を台無しにしながら叫び、命乞いをする。

Shut up and die黙って死にな

 黒い覆面を被った男はニヤリと冷たく言い放ち、何やら黒い物をブロンドに突きつけると、次の瞬間大きな音が鳴りブロンド男の脳天に噴き出す血と共に風穴が開いた。


 その瞬間にも多くの人が覆面男の集団によって殺される。何人かの女性は、強姦されている。しかし部屋の中心に座っていた日本人だけは、驚くほど冷静に仲間が殺される姿を見ていた。


 一人の覆面男がこちらを見つめ、ニヤリと口元を上げた。


「ッッッッッッ!!!」

 突如、その日本人は今まさに感情を取り戻したかの様に憎しみの表情を見せた。

 覆面男は一瞬たじろいだが、すぐに取り直して額に銃を突きつけ、引き金を引いた。


♢♢♢♢♢♢


「——佐!海佐!アルフレッド海佐!」

艶のある綺麗な赤毛をウルフカットにした身長5フィート152センチほどの背丈のボタンが9個が等間隔に並ぶ、立襟に白いあて布とボタンがついているネイビーブルーのコートを着た少女が、5.8フィート176センチほどの机の上で寝ている筋肉質で大柄な少女と同じくネイビーブルーのコートに右肩に金の肩章をつけた制服の男を揺さぶり、起こしていた。


「…んあ?……ああ、ハンナか。どうした?」

寝ぼけた口調でアルフレッドと呼ばれた男は言った。

「海佐、いくら仕事が大変だからって、執務室で寝るとさっきみたいに悪夢でうなされますよ。」

ハンナと呼ばれた女の子は皮肉げにそう言った。


「…悪夢にうなされる?何を言ってるんだ?」


「ついさっきの海佐のことですよ。信じられないくらい青い顔で冷や汗かいてたんですよ。」机の上を片付けながらハンナは言った。


「悪夢……………!」

男は、寝ぼけた目を見開いた。


「すまないハンナ、暫く部屋から出ていってくれるか?」


「いいですけど、折角人が片付けてあげているのを無碍にするのは紳士としてアウトですよ。」

ハンナは不承不承に部屋から出ていった。


「…………」


「思い出したぞ。帆風出帆ほかぜ いずほ。」



______________________________________


どうも皆さんこんにちは、Hi9h1and3rです。

友人の真似をして書いたので、これが初投稿なので読みにくいかもですが、どうか温かい目で見守りください。

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