第6話日本人と門松から出題

いや〜、寒の戻りで最近寒いですね。

前回の解答も3人でした。

お茶からの出題で、全員正解でした。


お茶の葉には消化酵素が含まれています。

この酵素を働かせて、葉に含まれるタンニンを酸化させると、紅茶ができます。一方、蒸気などで加熱して、酸化酵素を殺し、酸化を防いで固有の緑色を保てさせたのが緑茶なのです。


ice君

要は発酵させるかさせないかの違いですね。

東インド会社から英国に船で『緑茶葉』を持ち帰ったけど、英国人的には同じ茶葉でも最大限発酵させた紅茶の方が好まれたので、以降は紅茶葉として納品させたはず、です。


無名の人君

発酵工程の有無?(半発酵(=途中で止める)だと烏龍茶の類(青茶))だと理解しています。


20年物のプーアール茶(紅茶の原型)を試飲したときは、少し勇気が要りました。(発酵させ過ぎ・・・?)


ブリュ君

確か発酵させるかどうかでしたよね。


正月ではありませんが、日本人らしい問題を一つ。

ここは江戸の大名屋敷、秋田大窪の城主、佐竹右京大夫の門松です。

毎年お正月になると、この門前に飾られる珍しい門松を見に、見物高い江戸っ子が沢山訪れました。

そこで、問題です。

さて、その評判の門松というのはいったいどういうものだったでしょうか?

三択問題。

1、侍がかみしもを着て、床几しょうぎを出して門前に座った。

2、中間ちゅうげん(中間とは武家の召使い)が松を持ったまま、七草の終わりまで立っていた。

3、江戸城と門松と同じ、立派な門松であった。


さて、どれでしょうか?



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