津波のメカニズム
しおとれもん
第1話恐怖の波
「津波のメカニズム」
俺は高波に呑まれた!
身長よりも高い波で背後から襲われた俺の身体は、抗えず、押し寄せた波のうねりによって腰を支点に身体が捩れネジ切れられる恐怖を感じた!
このまま海へ引き摺られて死んでしまうかも知れない。
波の狭間からビーチに座って談笑する仲間の姿を垣間見、これが生と死の境界だと信じた。
アメリカ合衆国ハワイ州、ワイキキビーチのひと幕である。
この日は、ハワイ全島は快晴であるものの海は荒れていて、波は激しく、ファミリーで海水浴なんて程遠い実現不可能なレクリエーションだと思えた。
突然波の中腹からウツボが飛び出し、ビーチを這う様に異世界でじたばたしていたのは波のウネリが海底まで届いて深海生物のウツボまでもが波に浚われた自然の猛威を感じた。が、ライフセイバーが、3人素早く救出に来たのは、流石アメリカ合衆国の生き物を大切に保護するアイデンティティーが、息づいているなと感じる光景だっただけに印象深かいハワイ旅行だった。
津波のメカニズム しおとれもん @siotoremmon
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