第0話 プロローグ
目を開けるとオオバコのような黄色い花が一面に咲く野原の中に立っていた。
周りを見回しても人間は1人もいない。
時折、白いウサギが遠くのほう現れ消えていく。
ふと、どこかへ行かなくてはならないと言う思いに駆られ一歩踏み出そうとしたとき、風が強く吹いて、視界を黄色い花で埋め尽くされる。
気がつくと、自分のベッドの上で泣いている。どうしてだろう。自分は何か大切な夢を見ていた気がするのに。
でも、まだ思い出せない。
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