研究所編

第1話

「ここは?」

周りを見渡しても草原ばかり。

ただ見回しているだけだとらちがあかないので立って何か探し回ろうとした。

しかし、立ってみると強烈な違和感を覚えた。

明らかに視点が低いのだ。

体を確認すると10歳前後の体であることが分かった。

あと髪が白銀でめっちゃ長い。

「はぁぁあああ?」

おかしいことはたくさんあるはずだが、流石に体が5年前のものだと慣れないらしい。

転びそうになりながらも辺りを見回していると、ガサッと音がした。周りを警戒していたが体に何かが刺さった感覚ととともに意識が闇に吸い込まれた。





「、、ょく量の計測はまだか!?」

「膨大すぎて間に合っていません」

「さらに計器を持ってこい!!」

そんな会話が行われている中で神威は目を覚ました。

「ここは?」

二度目である。しかし何も知らない神威はそういうしかなかった。

「やつが目を覚ましたぞ!!」やつって俺のことか?そう思いながら立ち上がろうとしたが身動きができなかった。拘束されている?

そんな中喋っていた1人が

「こんにちは〜言っていることがわかるかな?」と聞いてきた。なぜか緊張しているように見える。

とりあえず「あなたは誰ですか?拘束しているならといてくれますか?」と言った。

その時どよめきが走った。

なんかやばいこと言ったかな?

「いや..無理だ。君の魔力量が膨大すぎて暴走さかねないからね。」魔力ってなんだよと突っ込もうとしたが先に「あと、、、貴重な研究対象をのがすわけ無いじゃ無いか」なぜかめちゃくちゃ怖い。殺されちゃう。と思ったその時、「大丈夫、子供相手に殺したりしないから。」

だそうだ。なんか思考読まれてない?

「ああ、名乗り遅れたね私はここ陽鐘ひがねの所長の八里、杉だ。よろしく。」

「いやよろしくって言われてもうごけないんですよ」

「へぇ、を持っていてもうごけないのか、

ここも進化したものだね」

「あれだけのものとは?」聞いたものの予測はついてる多分あの[魔力]とやらだろう。

「魔力だよ」

うん、知ってた。

「俺は暴れる程頭おかしいわけじゃ無いぞ」

「だからこれといてくれ」

「しかしだなぁ」

「頼むよ」

「仕方ないな」

「やったあ」

素直に喜ぶとなんかといてくれた。

やっぱ素直が一番だね〜。

「君、名前と年齢は?」

「俺は九条、神威15歳だ」

またどよめきが走る。わざとか?わざとなのか?

「ほんと?」

「ああ」

体が変化しているのは知っていたが、、、相当幼く写っているのでは?

めっちゃみたい!!

「10歳ぐらいじゃ無いの?」

その時、爆発がおきた。

どうやら魔力とやらを測っていたやつがショートしたらしい。

こういうのってめっちゃ魔力ある時のやつじゃん!!

勝ち組ダァ!!

「ちなみに」

「魔力ってなんだ?」

一番大きいどよめきが走る。

みんな動揺しすぎじゃない?「マジで知らない?」

首を縦にふる。

「まっ、まz...魔力というのはな。世界に満ちていてかなりの生物の体内にも固まりとしてあらるものだ。体内にある魔力で体を覆い体を強化したり魔法やスキルを使う時にも使う。」

まっ魔法!!

ついに使える時がきたー!

「魔法やスキルなどは基本必ず魔力を消費するが、魔力は自然回復するので魔力を使いすぎても大丈夫だ。動けなくなるくらいだからな。」

「魔法とスキルの違いは?」

「魔法は魔力があれば誰でも使えるがスキルは先天性であとから獲得した事例は無い。

魔法と同じようなスキルでもスキルの方が魔力効率が良かったりする。あと私はスキル持ちで自分の理解した正しい理論または実際に見た現象を再現することができるスキルだ。」

自分のスキルは、、、わかる気がする。スキルや技術ををコピーするスキル!?

チートやん。

強い奴に出会うほど強くなるやつだ。

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