赤ちゃんコンビニ
yuraha
赤ちゃんコンビニ
私、泉ミキは幼少期からの夢だった保育士の仕事を辞めた。理由は様々ある。
給料は雀の涙どころか、アリの涙ほどしかないし、何よりも使う時間がない。有給休暇はこれまで取ったことはない。休みの日があっても日頃の疲れを癒やすためにただ寝るだけ。同僚と協力して業務の効率化を図ったけど焼け石に水だった。色々と誤魔化し続けてきたけど、子どもたちを嫌いになる瞬間が生まれてしまったので、何か間違いが起きる前に辞めた。辞めるとき、同僚が「お疲れさま、ありがとう」と言ったのが何だか後ろめたくて、寂しかった。
保育士を辞めてから、ひと月ほどは身体と精神を癒やすためにひたすらに休んだ。日が高くなったら目を覚まし、しばらくぼーっとする。日が落ち始めたら何か胃の中に入れる。そしてまたぼーっとして床につく。そんな生活を続けた。
しかし、徐々に減っていく通帳の数字を見て、恐怖を感じた。いつまでも休んではいられない。私はバイトをすることに決めた。
あくまで次の仕事が決まるまでの繋ぎ。なまった身体と頭をこれ以上鈍らせず、最低限貯蓄が減らない程度の仕事で良い。
そこでふと、近所のコンビニが従業員を募集していることを思い出した。休養中にたまたま見つけたコンビニで、そのとき一度だけ利用した。コンビニ店員、悪くないかもしれない。すぐ辞められそうだし。私はネットで検索して求人情報を見つけると、すぐに面接を申し込んだ。
面接は店長の田中さんの元、トントン拍子で進んだ。黒縁のメガネをかけた田中さんは、大らかで落ち着いていて頼りがいがありそうな人だった。私が保育士を辞めた理由も何となく察してくれたようで、時折冗談を交えながら私がリラックスできるよう会話してくれた。
驚いたのは給料や福利厚生が充実していたことだ。基本給は周辺のコンビニより高いし、健康保険も必ず加入させてくれるし(基準はあるものの)、有給消化率もかなり高いらしい。何よりも保育士や教師の資格を持っていると給料が跳ね上がる。週に何回シフトに入るかによるけど、保育士だったときとは比べ物にならない。
こんな良い話があっていいのだろうか?
いや、あって良い。あって良いはずだ。私は保育士として身体と精神をすり減らしながら子どもたちを見守ってきた。次にこれくらい良い条件の職業があっても良いじゃないか。
私はその場でこのコンビニで働くことを決めた。
初めてのオリエンテーションも面接と同じくスムーズに進んだ。業務は思ったよりも多様だった。レジ打ちや商品の陳列だけでなく、宅配物の発送処理やコピー機のメンテナンスなど、客として利用しているだけでは見えなかった業務も多かった。とはいえ、全部身体に覚えさせられる仕事だ。保育士のように混沌と変数の塊である子どもを相手する仕事に比べれば単純だ。
しかし、そうは問屋が卸さない。これならやっていけそうと手応えを感じて突入した週末、奴らはやって来た。
「ジャア、ミキサンハココデ仕事ノ流レヲ見テネ」
「はい、わかりました」
トレーナーである中国人のケイさんはそう言うと、手元のバインダーに挟んだ紙に何かメモをする。休日は土曜日の昼間、私が働くコンビニは一番忙しくなる。ゆえに、スタッフも万全の体制で、一番レジには店長の田中さん、二番レジには女子大学生でベテランバイトの鈴木さんがスタンバイしている。私とケイさんはレジの間のちょうどホットスナックのケースの後ろに陣取っている。注文が入ったらケイさんが素早くホットスナックを用意する手筈だ。新人の私は三人の動きを見て勉強するのが今日の仕事。
「さあ来るぞ」と指を鳴らす田中さん。
「ウデが鳴るっす」と不敵な笑みを浮かべる鈴木さん。
「ジュンビハイイカ?」
ケイさんがそう言うとコンビニの自動ドアが開き、お客様の来店を告げる軽快なメロディーが鳴る。
最初に早足で駆け込んできたのは、背広を着た、少し小太りで、髪の薄い中年の男性客だった。そのまま商品を見ることも取ることもなく鈴木さんのレジにやって来た。外は暑くもないのに額にはどっぷりと汗をかいている。着ているスーツはヨレており、所々のほつれやボンディングの剥がれが目立つ。恐らく、修理するよりも新しく仕立て直した方が安く済むだろう。しかし、それをしないのはよほど困窮しているか、あるいは自分がどんな格好をしているのかわかっていないかだ。困窮していればコンビニに来ること考えにくいので、恐らく後者だろう。
「……」
「……」
鈴木さんを睨みつける髪の薄い男性客。鈴木さんはそれを涼しそうに受け流す。
「ミキサン見テ、アレハ、アマエンボウガタノ、客ダヨ」
「甘えん坊型?」
ケイさんの口から出た、素っ頓狂で聞き慣れない言葉に私は思わず聞き返す。
「ソウ、アマエンボウガタ。注文ヲゼンブ、察シテ欲シイ、甘ッタレタ客ダヨ」
「全部察して欲しい? つまりあのお客様は鈴木さんに何も伝えることなく何か買おうとしているんですか!? 鈴木さんに一方的に自分の気持ちをわかって欲しいってことですか? そんなの……そんなのまるで、身体の大きい赤ちゃんじゃないですか!」
突如現れた髪の薄い大きな赤ちゃんに、つい私は声を荒らげてしまった。
「ミキサン、良クワカッタネ。スジガイイ」
ケイさんは冷静にそう言い放つ。
「鈴木さんはどうやって対応するんですか?」
「マア、ミテルトイイ」
そうして、私とケイさんは鈴木さんの接客を見届けることになった。
「今日は~どうちたんでちゅか~?」と赤ちゃん言葉で髪の薄い大きな赤ちゃんに話しかける鈴木さん。
「……」
「ホットスナックでちゅか~?」
「……」
「あらあら、それじゃあタバコでちゅかね~」
「……」
「何番かな~? 五番かな~? 十二番かな~?」
「……」
「なるほど……二十三番でちゅね?」
鈴木さんは二十三番の棚からタバコを一つ取り出す。すると、髪の薄い大きな赤ちゃんは鈴木さんのことを睨みつける。しかし、鈴木さんはどこ吹く風といった具合に髪の薄い大きな赤ちゃんの睨みを再び受け流す。傍から見て、そこにいるのは惨めな一人の中年男性だけだった。
「はいはい、みっちゅでちゅね~」
タバコを二つ追加する鈴木さん。そのまま三つ、髪の薄い大きな赤ちゃんの前に差し出す。髪の薄い大きな赤ちゃんはスラックスのポケットから小銭を取り出すと、投げつけるように受付台のトレーに置いた。
鈴木さんはタバコを三つスキャナーに通すと、素早く会計をした。
「二十円のお返しでちゅね~」
髪の薄い大きな赤ちゃんは三つのタバコとお釣りを引ったくるようにポケットへ入れると、そのまま小走りでコンビニから出ていった。結局彼が口から発したのは吐息だけだった。
「ありがとうございました~」と鈴木さん。
「ドウダッタ、ミキサン」
「鈴木さん、すごいですね……一言も言葉をかわさずに、あの髪の薄い大きな赤ちゃんの表情や仕草から、タバコの銘柄から数まで把握するなんて……」
「ミキサンモ、イズレデキルヨウニナル」
正直、そんなスキルを身につけるのは御免被りたい。本当の赤ちゃんならまだ自分の気持ちを十二分に伝える手段がないから、こちらから積極的に察しなければならないのは当然だ。しかし、いい歳をした何年も社会で生活している人間の気持ちを一方的に察してあげるのは、なんだかおかしい気がする。コミュニケーションにおいて双方向性が重要なことは、大人になれば自ずとわかるはずなのに。
そんなことを考えていると、田中さんのいる一番レジから騒がしい声が聞こえてくる。
「おおい! 遅いんだよ! こっちは急いでいるんだよお!」
大声の主は、中年にも関わらず日焼けしており、ハイブランドのパーカーを着ている男性客だった。首から下げているブランドのロゴが刻印された派手なゴールドのネックレスが嫌でも目を引く。
「お客様、お弁当を温めておりますので、もう少々お待ち下さい」
「この後、予定があんだよ、遅れたらどうしてくれるんだよ! バイショーだよバイショー」
ハイブランドパーカーを着た日焼けの男性客はヒートアップしているようで、今にも田中さんに掴みかかりそうだった。田中さんもなだめてはいるけど、焼け石に水、暖簾に腕押し、糠に釘、火に油を注ぐだけだった。お弁当が温まるまで後三十秒。
「ケイさん、あのお客様は?」
「アレハ、ワガママガタダヨ、ミキサン」
「わがまま型?」
また聞き慣れない言葉に、私は思わず聞き返す。
「ソウ、ワガママガタハ、ジブンノ思イドオリニナラナイト、怒リダス、甘ッタレタ客ダヨ」
「でも、急いでいるのに温めるお弁当を買ったのも、温めをお願いしたのもあのお客様ですよね? 時間がかかるのはわかるはずなのに、どうして待つことができないんでしょうか」
「ソレガ、ワガママガタノ生態ノ謎ネ」
彼もまたやはり赤ちゃんなのだ。
田中さんと日焼けした大きな赤ちゃんの話しを聞いていたのか、後ろに並ぶ女性客がものすごい怪訝な顔で困惑している。そんなことを気にせず、日焼けした大きな赤ちゃんは唾を飛ばし続ける。
周りが見えていないのだ。あるいは、自分が周りからどう見られているのか想像力が働かないか。最近、二本足で歩き始めたのかもしれない。今、私の前で彼が直立二足歩行しているのは何かの奇跡の可能性がある。
「早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ早くしろ!」
と壊れたおもちゃのように華奢な語彙を垂れ流す、日焼けした大きな赤ちゃん。
「……仕方あるまい」
田中さんはそう小さくつぶやくと、レジの下にあるボタンを押した。非常ボタンの隣にあるボタンだ。警察を呼ぶのだろうか。
しかし、私の予想とは異なり、ボタンが押されるとコマーシャルを流していた店内の有線が途切れ、優しく、柔らかく、あたたかい音色のオルゴールが流れ始める。そして、田中さんは制服のポケットからプラスチック製のラトル、通称ガラガラを取り出す。
「ボクちゃん~もうちょっと待っててね~」
カラカラ、シャラシャラ、キラキラと田中さんの振るガラガラから音が鳴る。
「あ、ああ」
日焼けした大きな赤ちゃんはオルゴールとガラガラの音に注意を取られているのか、呆然としている。お弁当が温まるまで後十秒。
「大丈夫でちゅよ~もうすぐお弁当できまちゅからね~」
「あ! ああ! ああああ!」
いつの間にか日焼けした大きな赤ちゃんの隣にいた田中さんは、トントントンと優しく背中をさする。だんだんど男性客の顔が醜く蕩けてくる。首に吊るされたゴールドのネックレスが鈍く光る。
電子レンジの音が鳴った。しかし、それがすぐに取り出されることはなかった。田中さんは日焼けした大きな赤ちゃんの隣にいる。ケイさんは二番レジのサポートに回っている。誰もお弁当を取り出して袋に入れて、日焼けした大きな赤ちゃんに渡すことができない。
だんだんと、日焼けした大きな赤ちゃんの様子がおかしくなってくる。日焼けした顔が茹でたタコみたいに赤くなっている。流石に田中さんの対応に腹を立てたのだろうか。早くお弁当を渡して帰ってもらわなければ何が起こるかわからない。。
どうする? 電子レンジからお弁当を取り出し、袋に入れてお客さんに渡すことはできる。しかし、相手は日焼けした大きな赤ちゃんだ。渡すとき何か間違いがあれば大事が起きる、気がする。田中さんの顔に焦りが生まれる。
しかし、このまま何もしないのもマズい。対応を考える時間はない。
どうする?
どうすればいい?
「お待たせいたしました~ボク~よく待てまちたね~」
私の口から出たのはそんな言葉だった。
「お、おう」
日焼けした大きな赤ちゃんは袋を受け取ると、そのままコンビニを後にした。真っ赤に染まっていた顔はすっかりとこんがりと焼けた茶色に戻っていた。
「ありがとうございました~」
私はにこやかに、そう挨拶した。
「泉さん……」
「ミキサン……」
接客を終えた私を田中さんとケイさんはまるで幽霊でも見たかのような目で見る。
対応が不味かったのかもしれない。ケイさんの話によるとあの日焼けした大きな赤ちゃんはかなり厄介な客だ。ちょっとした対応のミスが大きなクレームへと発展するのは想像に難くない。新人の私が出しゃばるのは間違いだった。
「スゴイ!スゴイヨ!」
「いやはや、これは素晴らしい……!」
しかし、私の考えとは裏腹に、帰ってきたのは称賛の言葉だった。両目を丸くする私の両手をケイさんは優しく握る。
「元保育士トハ聞イテイタケド、ヨク完璧ナ接客ガ出来タネ!」
「あ、ありがとうございます……」
良かった、失敗しなくて。どうやらあのお客さんは、田中さんや鈴木さんと同じく赤ちゃんと接するような対応で良かったらしい。一体どうしてこのコンビニは厄介そうなお客さんに対して、赤ちゃんと接するときのような対応をするのだろうか。そして、なぜそのような対応をされて、あのお客さん達は」気を悪くしないのだろうか。このコンビニには何かある。
そんなことを考えていると、徐々にお客さんの波が引いてくる。わがまま型以降、普通のお客さんしか来なかった。
ようやく繁忙時間も終わり、田中さんはレジの点検、鈴木さんは商品の補充、私とケイさんは休憩に入ることになった。
休憩室の事務机に、私は手製の弁当を、ケイさんは何やらエキゾチックな料理を広げる。
「オツカレサマ、ミキサン、ドウダッタ?」
「ええ、甘えん坊型? わがまま型? でしたっけ。あんなお客様がいるなんて正直驚きました」
「フフフ、ウチノオ客サンハ、マダマダアンナモノジャナイヨ」
不敵に笑うケイさん。
「今日アラワレタ、アマエンボウガタト、ワガママガタ以外ニモ、マダマダ一杯イルヨ」
「そんなに一杯いるんですか? この仕事を続けられるか心配です……」
「ダイジョウブダイジョウブ、ミキサンハ、スジガイイ。私タチト上手クヤッテイケル」
そんなことを話していると休憩室の扉が開かれる。入ってきたのは商品の補充を終えた鈴木さんだった。
「おつかれさまっす~」
接客中はもの凄い包容力を発揮していた鈴木さんだったが、休憩室に入ってみればどこにでもいる快活とした女子大生そのものだった。
「お疲れ様です。鈴木さん大変でしたね、あの甘えん坊型? のお客様」
「いやーまあ、それが仕事っすからね。ウチは赤ちゃんコンビニなので」
「赤ちゃんコンビニ?」
聞き慣れない単語に思わず私は聞き返した。
「あれ? 泉さん、知らなかったんですか? ウチは全国アダルドベビー壊滅連盟に加盟しているんですよ」
「全国アダルドベビー壊滅連盟!?」
「全滅連って呼ばれています。今日来た甘えん坊型とかわがまま型みたいな、いい年をした大人なのにまるで赤ちゃんのように振る舞う人を更生させようって組織です。全国のサービス業の何割かが所属しているんですよ」
「それじゃあ、あのお客様たちは……」
「ソウ、ゼンメツ対象者ダヨ」とケイさんがそう補足する。
「全滅対象者!?」
「あの二人は最近近所に引っ越してきたので、ウチのコンビニが壊滅を請け負うことになったんです。初期段階なんで、モラルとかマナーとか思いやりを教えるのはまだまだ先っすけどね」
「なるほど……」
なるほど、と口では言ったものの得心がいくまでしばらくかかりそうだ。まさか、モラルやマナーを弁えず、大人なのに赤ちゃんみたいに振る舞う人が存在し、さらにそれを更生させようとする組織があるなんて知らなかった。
赤ちゃんなら力も知力も体力も少ないから、その振る舞いで割を食う人は少ないし、それは許されなければならない。しかし、アダルトベイビーはどうだ。力や知力や体力は大人並み。モラルやマナーが欠如した大人が社会やコミュニティにどんな悪影響を与えるかは想像に難くない。
今までアダルトベイビーの存在も、それを更生させる全国アダルドベビー壊滅連盟の存在も知らなかった私は、多分今までとても良い環境で生きてきたのだろう。
そんなことを考えていると私はすっかりお弁当を完食していた。ケイさんの方を見ると、彼女もやたらエキゾチックな料理を平らげていた。
休憩時間も残り数分になったとき、突如、休憩室に備えられた赤いランプが光り、けたたましいベルの音が鳴り響く。
「来たっすね」
「え?」
「ゼンメツ対象者ダヨ。今度ハ暴レン坊型ダヨ。ミキサン、申シ訳ナイケド休憩ハオワリ」
「私は万が一があったときのために機動隊に連絡しておくっす」
「え?」
「店長ガ対応スルカラ私ハサポートニ入ル。ミキサン、手伝ッテ」
ケイさんにそう言われたとき、私はすぐに返事ができなかった。それは自身がなくなってしまったからだ。このコンビニで私は働き続けることができるのだろうか。保育士を投げ出した私が、アダルトベイビーを更生させることができるのだろうか。
無理だ。
無理に違いない。
過酷な保育士時代の記憶が私の頭の中にリフレインする。
「ミキさん」
優しい声でケイさんが私の名前を呼ぶ。その表情は不安なんて微塵にも感じさせない、おとぎ話に出てくる女将軍のように凛々しかった。私を見る視線は力強く、少しも疑っていなかった。
私の胸の中から何か熱いものがこみ上げてくる。過酷な保育士時代の記憶の中に、子どもたちの笑顔が咲く。涙はなんとか我慢できた。
「だ、大丈夫です」
私は少し吃りながらそう答え、ケイさんについて休憩室を出ていく。
私はもう保育士になることはないだろう。しかし、子どもたちがこれから生きる未来と社会を整えることはできる。アダルトベイビーを一人でも更生させることで。そう思えば、この仕事は私にとって天職なのかもしれない。
「ケイさん」
「ナンダ?」
「私、頑張って全滅させますね! アダルトベイビーをこの社会から!」
こうして、私とアダルトベイビーの長い戦いが幕を開けた。
赤ちゃんコンビニ yuraha @yuraha1154
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