職無し家無し力有りなヒーロー、ダンジョン配信に写ってしまう
ドムドムチキンハンバーガー
第1話
『いつかぼく!ばったまんみまいなひーろーになるんだ!』
そう言ったのはいつだったけな…
『わー!これがあればばったまんになれるぞ!』
懐かしいなぁ、でもさぁ…そう言う憧れってのは…
『神様!俺を仮●ライダーみたいなヒーローにしてくれ!』
実際なっちゃうのはちょっとアレだよなぁ…
-現在-
ズルルッ!「はー今日もカッブ麺が染みますなぁ…」
俺は
「さーてと、飯も食い終わった事だし今日も1日頑張りますか…」
今の俺のルーティンは3個有る、1つは
「親方!竜種類の運搬整理終わりました!」
「よくやったマッサ!んじゃ次はあっちに有る動物類の運搬頼む!」
「了解です!」
俺が唯一働けるダンジョンの素材流通のアルバイトで次は
「807…808…809…810…」
日課のトレーニングだ、そして最後は…
「はいよおじさん、探してるのこれだろ?」
「おおっ!これはまさしくワシが探していたドラゴン皮の財布…!これを何処で!?」
「普通に排水溝に落ちてたぜ?今日が雨じゃ無かったから良かったが雨だったらやばかったからな…?次は気をつけるんだぜ?」
「済まない…」「覆面男で良いぜおじさん?」「覆面男殿!このお礼は今度必z「良いの良いのお礼とか、好きでやってる事なんだし」な…!」
「まぁどうしてもお礼したいってなら何か人の為にいい事をしてくれると助かるね、そんじゃ俺はここら退散しますよっと!」
「待ってくれ覆面男殿…!って早!?」
俺が趣味でやってる人助けって所だ、さてと…今日も一善一善~「おんぎゃぁぁぁぁぁ!!レイカちゃんー!」ッ!?
「どしたあんた!?」「レイカちゃんが…レイカちゃんがダンジョンのスタンピードの対処のために残っちまったんだよぉ!」
「Ok粗方把握した、何処の地下何階だ?」
「横浜ダンジョンの地下27階だよ!っていうかあんた誰!?」
「教えてくれてありがとさん!そんじゃ助けて来るから期待して待ってな兄ちゃん!」
「お、おい!誰だよアンタ!!」
さーてと、確か横浜ダンジョンはこっから結構離れてるしアレ使うか…
「来い!ガーランド!」ブオン!
んじゃ今日はダンジョンまでとっととかっ飛ばすか!
-横浜ダンジョン前-
『現在スタンピード発生中の為横浜ダンジョンは閉鎖中です規制解除までしばしお待ち下さい』
「ただいま閉鎖中ですのでA級資格のある方以外入らないで下さい!」
「どけ!俺はお兄ちゃんだぞ!」
「わー!錯乱しないで下さい!押さえて押さえて!!」
案の定塞がってる上すんげぇ人集りと警察の数…なら強行突破で!
「ちょっと失礼!」ドカァァァァァン!!
「ふぎゅ!?ってなんじゃこの大穴!?」
「ケッ、ここに逃げ込んだか…」
「え、貴方達は?」
「すまない、別件で爆走するバイクを追っていた対特殊犯罪科の
「特殊犯罪科の…!?し、失礼しました!」
「別に礼儀等は気にしなくても良い、しかし今はスタンピードで閉鎖中か…仕方ない…ここで包囲するぞ!」『『『了解!』』』「うわっ!?いつの間に!?」
-横浜ダンジョン27階-
「くっ…!」
・ヤバいって…
・もういい…もう良いだろ逃げルォ!
・レイカちゃんもう時間稼ぎは良いから早く逃げて!?
・ワイは推しの死何て見たく無いんだからね!?
「ははっ…それが出来たらとっくにしてますわよ愚民の皆さん!?少し様子見するつもりが思ったより数が多くてこちとらもう魔力も体力もスッカラカンですのよ引き際を完全に間違えましたわ…!」
・嘘でしょ…?
・何でこんな時に限ってガバってるんだよえー!
🔧・うそうそやだしなないでレイカちゃん
・アカンマネージャーが幼児退行しとる
「しかしっ…最後に愚民の皆さまに見守られながら逝けて良かったですわ!愚民共!パトロン様!マネちゃん様!わたくしの最後のいきざま見届けさせてあげましてよ!」
・死ぬなーッ!
・くぁwせdrftgyふじこlp;@
・何勝手に百万人記念配信で逝こうとしてるんだ生きるォォ!
「行きますわよ…ゲシュペンサs「チェストォ!」!?」
あっぶねぇ何とか間に合った、しかしすげぇ数のモンスターだなおい。
「何とか間に合ったな…えーっと確かレイカさんで良いんだっけ?」
「だ、誰ですの貴方!?危ないですわよ!早く逃げて!」
「やだね、ガーランド!ベルト射手後変形してレイカさんの護衛を頼む」『リョウカイ、リョウカイ』バシュン!
「っとと、さてレイカさん、こっからは俺に引き継がせて貰いますよ?」ガチャン!
「風圧結界展開!」
ベルトから変身シーケンス保護の風が吹き荒れ
「きゃあっ!」
「ソードフレームセット!フュージョンシステムセットアップ!オールクリア!」
上空に巨大な剣が出現し鎧へと変化していき
「゛変゛身゛!」
俺の体へと纏われていく…
『フュージョン!ケンケンケン!スバババーン!』
「ふぅ…」「あ、あなた一体何者ですの…?」
「俺は通りすがりのヒーローだ、出来れば覚えて欲しいね!」
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