爆乳は俺が守る!【井澤めぐみ編】

痴漢の魔の手からめぐみんを守った俺は、コーヒーショップでめぐみんと向かい合っていた。


「で、でも部長。普段から私のこと『胸しか取り柄がない』とか言ってたじゃないですか……」


まったく亜久山あくやまって奴は!?

なんてことをめぐみんに言ってるんだ!?

あ、亜久山は俺だったな。


「いや、それはこのような日が来るのではと普段から危機意識を持ってもらおうと思ってだな……」


俺は『爆オフ』ガチ勢としてめぐみんが喜びそうなことを言ってみる。


めぐみんは早くからその爆乳でいつもセクハラにあってきた。その上女子の仲間にも入れてもらえず、友達らしい友達もいなくて寂しい思いをしていた。


「どうせ私なんて、おっぱい大きいだけの女なんですよね?」

「そんなことない!!!」


俺はガタンと立ち上がり、めぐみんの手をとる。


「私は井澤いざわ君には期待しているんだ。今回のミスも、君が頑張ったから起こった結果の事故だ。期待していないなら、最初から仕事を任せたりはしない!!」

「部長……」


めぐみんは目をキラキラして俺のことを見ている。


「部長……私、こんなに誰かに期待されたことないんです……そんな部長の期待を裏切って……うわあああん!」


めぐみんは泣き出した。


「よしよし、たまには泣きなさい。帰ってから別の案件に関わってもらうからな」

「部長おおおお!」


めぐみんは大声でわんわん泣いてる。

その度におっぱいもブルンブルン震える。

うーむ、いいグラフィックだ。


「うええ……ひっく……」


一通り泣き終わったあと、めぐみんは俺を甘い目で見る。


「部長ぉ……このこと、誰にも話さないでくださいね……」


俺は心の中でニヤリと笑う。


「そうだな……その代わり、ひとつ言うこと聞いてもらおうかな……」


俺はめぐみんを連れて、コーヒーショップを後にする。めぐみんは見た目に反してトロいので、ホイホイ俺についてくる。


そして、ようやくホテル街に来たところで俺の要求を理解する。


「部長、でも奥さんが……」

「先日離婚した。私は独身だ」

「そうか、それなら……」


ゆるいな、めぐみんのOKサイン!!??


「部長ぉ……今日は男前だったから、サービスしちゃいますよぉ……??」


キタキタキタキタ!

めぐみんのサービス発言!!

ここの選択肢は……っと。


「サービスだなんてとんでもない。今日は私が君にたっぷり楽しんでもらわなければ」


すると、めぐみんの好感度が爆上がりする。


休憩タイムは2時間の間の90分。

俺は90分にかけることにした。

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