生命の声明
ええやないかほいで
人間ついて
人間の生存目的は快楽を得ることである。快楽を得られるのは欲求を満たした時である。欲求を満たすために生きようとするのだ。
思考実験1
ラプラスの魔物のようにこの宇宙を意のままに作り出した存在がいるとしたなら。
その存在はなぜ宇宙を創造したのか。もしかしたら敵対する存在がいて、そいつに打ち勝つため?もしそうだとしたら宇宙に存在する全ては創造主の欲求を満たすために存在しているのかもしれない。この場合、我々の生存目的は創造主の欲求を満たせるように敵対する存在を倒すことになる。その目的を達成するために生きようとしていることになる。
もしくは夏休みの自由研究の様に創作物を作って誰かに認められたいという理由があったのかもしれない。この場合、我々の生存目的は創造主の欲求を満たせるように素晴らしい創造物となることである。いずれにしても、創造主のお眼鏡にかないたいという欲求に向かって生きていることになる。では次に創造主そのものにフォーカスして見よう。創造主だって何かしらの動機があって創造したのだ。その動機に従って行動したことになる。
思考実験2
そんなものはなく、偶然により宇宙ができたとするなら。現在の有力な考えに基づいて原始の宇宙が物質と反物質が消えたり現れたりしていた状態なのだとしたら、全ての存在がそのいずれかに所属していたことになる。その全ての物質が特定の配合で結びついて人間を形成していたり、花になっていたりする。「生きようとする物質」と「消えようとする物質」もあったはず。消えようとした物質は消えて、生きようとした物質は生き続けてその集合の中に人間はいる。この場合は「なぜ生きるのか」という問いへの答えは「生きようとした物質で形成されているから」に尽きる。
生命の声明 ええやないかほいで @air_nigjt_car_holiday
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
自分語り最新/軟体動物
★30 エッセイ・ノンフィクション 連載中 115話
須川庚の日記 その3最新/須川 庚
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 105話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます