愛を、あるだけ全て。
女はとか、女ってとか。そんな風に首尾一貫、女の定義にまるで当てはまらない、一人の女性がいて。貴方に恋をすれば、夜もねむれなくなる。一、二年もすれば、貴方をもっと知れる、もっと共に生きたい。でも其れは決まりきったことだから、勝手にそうする。俺の一喜一憂、ありのままを貴方に伝えたい。
そして正しい恋は貴方としたくない。もっと道理から外れて、二人だけしか出来ない恋をしたい。人生は由来、あんまり円満具足なものだ。愛する人は愛してくれず、欲しいものは手に入らず、概してそういう種類のものであるが、貴方は愛してくれた。伝えたい。愛を、あるだけ全て。
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