第6話

教室に入る前


 「優!!その、ごめんな!!」


男友達に謝罪される。


 俺は考える。


 別に男はいらない。


 「ゆる、さない」


俺は思った、別にここで許すと言って適当にはぐらすだけでいいかと思ったが、今は幼馴染もいる。


 キャラ作り、キャラ作り


 「許さない」


「そうだよな!!ラーメン奢るから許してくれ」


 ラーメンは美味いが、


「絶対許さない!!」

これは本音。心からの怒り。


 俺への酷いいじめに対して合わないわ!!


ーーーーーーーー

 

  昨日俺がかっこよく振ったクラスメイト、冬さんが俺に近寄ってくる。

 「あの、今日はあなたに好きになって貰えるように、これ貰ってください」


こ・・・これは!!冬さん自ら撮った写真、自撮り集


 やばい、笑いそう。しかも恥じらいを捨てきれないのか、全部普通


 「こんな写真貰っても、俺は許せないし、好きになれなよ。」

嘘、写真はおもろい。何と言うか、シンプル過ぎて、睨めっこして、真顔されて笑うような気分


「そうだよね。ごめん」


「でも、まぁありがとうね。」


いいネタが手に入った。


 コイツの前であえてコスプレ特集でも見てみるか。


 


 

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