プロローグ②

 僕は今、薬草を手に入れるために森の中を散策している。青々と茂った木々たちは地面に光を寄せ付けず、とてもジメジメしている。


 あと徒歩5分程度で薬草の群生地だろうと言うとこで魔物とエンカウントしてしまった。


 スモールレッサースライム【G】


 よし!僕でもギリギリ倒せるやつだ!


 腰に携えた鉄の剣を鞘から引き抜き。その勢いのまま斬り伏せる…筈だった。


 スライムはギリギリのところで避けて、体当りしてきた。因みにあまり痛くはなかった…痛くなかった?


 当のスライムはじゃれているようにも見える…(なんだか怯えてるようにも一瞬見えてしまった)……………………………すると、自分とスライムとつながるような感覚がした。

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