100種童話怪奇譚
@orutaH84645
第1話昔々
とある昔、オオカミ少年という山に1人で住む獣人がいました。
獣人というだけでみんなから迫害され、ずっとひとりぼっちでした。
そのため、オオカミ少年は毎晩毎晩寂しくて泣いていました。
だけど、冬が明け生命の芽吹を感じる頃から夜には銀の鈴のような美しい歌声が聴こえてきました。
その歌声は自分を慰めてくれるようで、オオカミ少年は夜寂しくて泣くことはなくなりました
しばらく経ち、オオカミ少年は少し不思議に思っていましたこの歌声は何処からくるのだろうと。
その美しい歌声の主は一体誰なのか?気になって夜もの眠れないオオカミ少年。
オオカミ少年はこの歌声の正体が知りたくて仕方がありません。
なのでオオカミ少年は、今夜その声を探しに行く事にしました。
歌声が聴こえてくる場所に行くと、1人の少女が木の下で歌っていました。
少女は目を閉じて歌っています。
オオカミ少年はそろーりそろーりと近づき、聞いて長い時を過ごしました。
朝になっても
めでたしめでたし、、、、
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