第六話旅立ち

第六話旅立ち

宿にて、泊まる部屋をじゃんけんで決め

その結果二号室をルミエル、ミリア

三号室をスミカ、シャルロッテに泊まることになった。

その頃二号室にて

「ルミエルさんあなたはスミカちゃんのこと、どう思っているのですか?」

「スミカのことは良い子でこれからも仲良くしたいと思っているよ」

「そういうのも良いけど恋愛的にはどう思っているの?」

「恋バナがしたいの?……恋愛的にはまだ分からないかな、それで聞いて来たんだからミリアはどうなの好きな人はいるの?」

「……わっ私のことは、いっ今はいいでしょう。今日は疲れたしもう寝ましょうか」

「あっはぐらかされた。でもまあ、私も疲れたし寝ようか」

「それでは、電気消しますね。おやすみなさい、また明日」

「うん、おやすみまた明日」

一方三号室

「シャルロッテさん、パーティーを組んでいただきありがとうございます。憧れのあなたと一緒になれて私、嬉しいです」

「なんでスミカは俺に憧れたんだ?理由聞いて良いか」

「それはですね、私が十歳の時簡単に終わる山賊討伐依頼だと聞いた当時の私が自分の力を試したいから、どうしても着いていきたいと駄々をこねて着いて行ったことがあったんです。ですが私が足を引っ張ってしまい父が討伐依頼に苦戦してしまい、そこを通りかかったあなたが自分の依頼のついでだからと言ってあっという間に全員倒して颯爽と去って行った時、父があなたの二つ名を言っていたんです。まあ私は村の子供の中で強いと言われて調子に乗った自分を恥てあなたのように強くなり人を助けられてる人になりたいと思ったのが理由です」

「ああすまん眠くて半分くらい聞いてなかった」

「眠たいんじゃ仕方ないですね。それじゃあ、寝ますか?」

「ああ、寝るか。そんじゃ電気切るぞ」

「おやすみなさい、また明日」

「おやすみ」

次の日私たちは旅支度を完了させ、私たちは旅に出た学園は三ヶ月の夏休みに入ったので旅に出ても大丈夫。

そしてとある山道を通っている時

「おい、お前らここを誰の許しを得て通ってんだ。ここはこの氷魔法使いのヒョウ様のナワバリだ通りたければ俺様を倒すんだな」

「それでは魔法勝負でもしますか?私魔法が少しは得意になったので」

「良いのエル?こんなやつ相手にして」

「大丈夫だよ、これも訓練だって思えば」

「エルがそれでいいなら、任せるね」

「それでは私が審判をしますね」

「俺は見学でもしとくな、俺魔法使えねえし」

「……それでは、始め!」

「んじゃまずは俺様から行くぜ後悔しても知らねえからな、まずは三連発お金をマフィアに取られたおっかねー、トイレでバッタが、ふんばった、この海にイルカはいるか。しゃあ今日は調子がいいぜ、そんじゃもっと行くぜ」

「ちょ、ちょっと待ってこれの何が氷魔法なの?ただの親父ギャグじゃ」

「あぁん俺様はなこの魔法で数々の戦場を凍らせて来た。そう、場の空気が凍るのさ!どうだすげぇ強力な魔法だろ」

「う、うんそうだね強力な……魔法だね」

(それは魔法じゃないんだけど、ある意味魔法かな?)

「そうだろすげぇだろ認めてくれたのはお前が初めてだ。もうお前ら通っていいぞ」

「なんで、そんな簡単に通していいの!?まっまあ、通らしてくれるって言ってるし通らせてもらおっかみんな」

「気ぃつけてな、あとなんかあれば俺を頼れよなー」

「わかったよ、ありがとう。頼る時また来るから」

そしてその道を通って旅に出て初めての街に着いた

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