第32話 8月21日作品は誰のもの
批評の話から……
無料の投稿サイトの作品は作者のもので、作品よりは作者を大事にしたいと思っている。
自分もそうだけど、作品に対して作者の思い入れが強くて、作者と作品の距離がそもそも近い。
「クソつまんないです」って言われて傷つく可能性があるなら、強がらず、作品は作者のものでもいいんじゃないかしら。
有料の作品は、作品が独立するから読者のものと言っていいかも。
そもそも作者の主張が強い小説はつまらないだろうし。(それでも、人としては作者を尊重したいですが)
作品が独立するから批評が厳しくても仕方ないし、それに耐えうるもので、ってことかな。
となると、公募作品はあらゆる批評に耐えられるかどうかも一つの基準か。
言い換えれば、批評する人を楽しませられるレベルか。
批評を通すと、凄いものはより良く見えるし、それに向かっている努力も感じられるようになる。
好き嫌いは別にしての、価値を尊重できるようになるかな。
公募作品の講評見ると、「あれ?これ、応募後の講評でわざわざ言われることじゃなくない?」みたいなのもある。
ぶっちゃけ、目の肥えた読書家に見てもらえれば言ってもらえそうな内容……。
H先生に、作品を仕上げる際に誰かに読んでもらうならどうしたら?という質問に、「自分より本を読んでいる人に見てもらってください」と言われたのはそういうことかぁ。
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