神「異世界転移させるけど質問ある?」ワイ「じゃあ…」
エスエス(SS)
第1話 言語
神「お前を今から異世界転移させる質問はあるか?」
ワイ「じゃあ言語はどうなってんの
ちゃんと通じる?」
神「問題ない。お前は言語に関して不自由を感じることはない」
ワイ「いやいや、はぐらかさんといてそれじゃあ他に言語を話せるやつがいない場合でも言語に不自由を感じないって言えるやん。」
神「いや違う、お前の言葉はちゃんと相手に通じる。」
ワイ「つまり、言語置き換え式だと。」
神「言語置き換え式とはなんだ。」
ワイ「ワイはそれなりに異世界系のラノベを読んだことがあるから、よく考えんねん、言語どうなってるんやろ〜って。
ラノベにそんな事言うなとかはあるかもやけどな。
そんで3つパターンを考えたんや。
1つ目 言語インプット式 日本語とは別に新しく言語が強制的に覚えるやつや
2つ目 言語置き換え式 話している言語が自動翻訳されるやつや
3つ目 元々日本語式 どんな確率やねんってことやけど別の場所で言語が完全に一致してるやつや、それかワイより前に日本人が来て言語を完全に広めたパターンやな
でワイの場合は2つ目で合ってるんか?」
神「そうだ、言語置き換え式で合っている。」
ワイ「そうかさらに質問なんやけどこの言語は…」
神「いや、なげ〜 長すぎるわ言語だけでどれだけ聞いてんねん」
ワイ「うわ、なに、急にフランクになったなこの神。」
神「お前に合わせてんだよ、言語よりもっと聞くべきことあるだろうが、チート能力とかさぁ、こんなやつ初めてやでまじで、」
ワイ「そうか、それは光栄やな。じゃあ続きやけど…」
神「いやいや、お前今の話聞いてまだ続けんのこれは遠回しに、もうやめろって言ってんだけど、わかんないか〜空気読めてないぞお前。」
ワイ「すみません、今までワイ誰かと話したことなくて、こんな状況やからつい盛り上げちゃってごめんなさい死にます。」
神「わかった、わかった ワイが悪かったって
話しいくらでも聞くよ」
ワイ「アザス、そいじゃあ言語置き換え式だとどうしても疑問が残んねん文法上得られる情報の順番が違うはずなのに会話してて違和感を覚えないかって話や
例えば、英語で場所や時間を表すとき基本的には後ろにつくやろ、それに対し日本語は前につけることも珍しくないそういったところはどうなったんやろって考えたんや、文法以外にも口の動きに違和感を覚えるはずやねん
そこでワイはまた、3つのパターンを考えた。
1つ目 未来見えてる型 あらかじめ言うことがわかってるなら、違和感を覚えないように翻訳するのはできるじゃないかって話
2つ目 心読めてる型 1つ目に似ているがこのパターンだと本人の想定していない形で話すのが遮られたとき翻訳がどうなるのか気になるところや
3つ目 全部幻型 口の動きから会話まで第三者がすべて操れば問題ない、第三者が違和感を感じさせないようにしているならば納得や
で結局どれなんやそれともワイの的外れか?」
神「やっぱお前ちょっと賢いしひねくれているな答えは教えられないや
でもまぁ頑張った報酬として、いいもんくれたるわ」
〈ワイは称号
捻くれ者
賢き者
世界の禁忌に触れし者
を獲得しました。〉
ワイ「なに今の?称号?なんか効果あんの?」
神「今のは、お前の行く異世界でやつ立つものだ捻くれ者は精神系状態異常の軽減、賢さ日補正
変なやつ感が出る
賢き者は賢さに特大補正
世界の禁忌に触れしものはやべ〜やつ感が出る」
ワイ「…いやいやね〜、いや違うわ〈捻くれ者〉と〈世界の禁忌に触れしもの〉はいらね〜って
言語に関してはもう聞かないから、そいつら取っ払ってくれへん」
神「やだʅ(◔౪◔ ) ʃ」
ワイ「くっそむかつく、せっかくの美女なのに」
神「褒めてもなにもでん 他に質問ある?」
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称号〈世界の禁忌に触れしもの〉
この称号を持つものは、◾◾◾◾◾◾◾に近づく
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