ちょっとした解説(?)
計算したらビル二十階から落ちる時、人にもよるそうですけど大体は3-6秒くらいみたいですね。
この話の意味と言いますか、読者様たちに伝わるのか私もあやふやでしたが……。
こちらは主人公が自殺する話でした。
主人公はこの世に疑問を抱き、与えられた道から逸れてしまった自分が異常だと決めつけて苦しくなって死を選びました。
君とは読者を指しております。現実にはありえない二者の関係ですが、小説なので許されます。
皆さんがWeb小説を読む時どんな姿勢か分からないのですが、目線が下向きになることが多いかな……と思い、「ビルから見下ろしている」という設定で主人公の心の声を聞いてもらってます。自分を超人だと思って読んでください。
細かいことは何も気にしないでください。
私もたまに感じるんですよね。真面目に努力して期待に応えている人が優秀なのは言わずもがなですが、そういう人だけが立派なのかなって。優劣がついてしまうのは仕方ないことですが、くだらないことで人にレッテルが貼られて時に人を殺してしまうこの世が恐ろしく思える時があります。
フーコの言葉がとても印象的で引用してしまったのですが、異常とか狂った人とかってその時代限定のものらしいんです。
私じゃ上手く説明できないので、興味があればフーコの研究をググってみてください。笑
先生の言うことを何も聞かなかったり上司に歯向かったりするのはダメなことですが、自分の意思を捨てるのはこれもダメなことなんですよね。生きるって、難しい。
逃げることって大事なんですよ。でも大事な命を手放すことは許されないんです。
それでも自殺を選んだことで主人公は、解放されたんですね。
少しでもこの綺麗なことばかりでない美しい世界が、皆さんにとってかけがえのない世界になりますように。
作者は全く病んでないのでご心配なさらず。笑
4秒、いや5秒だったかな。 RICORIS @ITONO__MUSUBI
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます