その後の話
「そう言えばそんな事もあったわね。懐かしいな。」
あの日から100億年後、私は神界の巨大図書館でビューティフルの歴史を見返してあの日の事を思い出していた。
ビューティフルの歴史の一つに猿魔やあの女の事も書かれていた。あの日の後、ビューティフルで何が起きたのかを調べた。分かった事は…。
猿魔とあの女は元々幼馴染で互いに両片思いしていて、すれ違った事であの女は猿魔を殺したいと思う程に狂い、その思いがあの日に達成しそうになっていた事だった。
しかしそれは私とビューティー様によって失敗に終わり、逆にあの女は死に猿魔は生き残った。
そしてあの日から約100年後、あの女と猿魔は今は地獄で再会し一緒に罰を受けている。
猿魔は元々天国行きの予定だったが猿魔本人が「自分が世界が滅びかけた原因だ。」と言って、あの女の罪を共に償う事を望んであの女の所に行った。
「チョウサーちゃん、ちょっと私の部屋に来てくれる?貴女にしか頼めない仕事があるの。」
ビューティー様がテレパシーで私を呼んでいる。直ぐに本を片付けてビューティー様の部屋へとワープする。
「チョウサーちゃん、貴女には私が創った7652946番目の世界へと調査に行ってもらうわ。」
「分かりました。それでは行ってきます。」
こうして私はまたビューティー様が創った世界へと降り立つのだった。
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