フットボール・ファミリア ～あいつに頼まれた夢の続き～

登場人物紹介 №03

Vandits安芸に関わる人々

【譜代衆】

・笹見建設

笹見　正樹(56)　笹見建設代表取締役社長

　　二代目。温和で柔軟な性格。会社経営に関しては先代よりも優れている。和馬の良き理解者にして経営者の先輩として見守る。

笹見　愛(58)　社長室長

　　正樹の妻であり秘書。普段は優しいが怒ると正樹の父である徳蔵ですら黙ってしまうほど。和馬の妻の真子と子供達を目にかけて可愛がってくれている。

笹見　徳蔵(81)　笹見建設会長

　　笹見建設創業者。父が立ち上げた笹見工務店を引き継ぎ、笹見建設として大企業に育て上げた。和馬を孫の様に可愛がり、和馬の息子たちに関してはもう目に入れられても良いほどに可愛がっている。

・東部園芸緑地

デポルト・ファミリアが手掛ける芸西村の宿泊施設内のサッカーグラウンドの天然芝工事の施工で付き合いが始まる。庭園や植物の管理に長ける企業だが、スポーツ施設のグラウンド管理はこれが初めて。若手職人が中心となり、社長の心を動かして施工を受けた。

・芸陽印刷

Vandits安芸の広報用チラシやポスターなどの印刷を一挙に手掛ける会社。安芸市内で小さく経営していた会社だが、『出来る限り地元企業にお仕事をお願いする』と言う和馬の考えで、当初は高知市内か東京の印刷会社に依頼する予定だったが、安芸市にあった芸陽印刷が選ばれた。

・矢ノ丸商事

高知県で最大シェアを誇る業務用クリーニング会社。ホテルや宿泊施設のベッドシーツや布団などのクリーニングなどを手掛ける会社。デポルト・ファミリアが手掛ける宿泊施設や民宿のクリーニングを一任している。

【国人衆】

三原　洋子(33)　パン工房「apaiser（ペイジ）」

　　秋山直美や山下千佳の行きつけのパン屋の経営者でありパン職人。幼い頃からの夢だったパン屋を30歳で安芸市に開店した。同世代で東京から安芸市に移住し頑張っている秋山や山下のお姉さん的存在。

　・・・・・・・・・・

《芸西村関連》

西村　茂(72)

　　地元農家。父の代から芸西村で農家を営む。世話好きで優しく照れ屋。東京から来た和馬達を温かく迎え入れてくれた。

西村　文江(71)

　　茂の妻。料理好きの世話好き。ヴァンディッツのメンバーを息子・孫のように可愛がってくれている。漬物名人。

西村　強(48)

　　茂・文江の息子。父と共に農家を営む。細々と営んでいた父の畑に温度管理の出来るビニールハウスを取り入れて売り上げを上昇させた。芸西村の中でも挑戦的な農家の筆頭。

西村　亮子(45)

　　強の妻で幼馴染。農家を手伝っているが実は本業は絵本作家。「ゆきうさぎ」と言うペンネームで活動している事から亮子が絵本作家だと知っているのは家族だけ。

豊川　桂三(75)

　　トヨさんと呼ばれる地元農家。東京から突如やってきて芸西村周辺の畑や民家を買い漁る和馬達を毛嫌いしている。妻には先立たれているようだ。

小松(38)

　　芸西村役場男性職員。デポルト・ファミリアが芸西村で事業展開する際の窓口的な役割を果たした職員。地元出身で芸西村議会の若手議員と繋がりがあり、デポルト・ファミリアが芸西村に進出する際に手助けを依頼したとの噂も。

高橋(30)

　　芸西村役場女性職員。和馬達が芸西村より借り入れた畑を視察する際に案内役を務めた。明るい性格でおしゃべり好き。秋山直美とは食事友達に発展した。

　・・・・・・・・・

【上本食品株式会社】

上本　悟郎(50)　代表取締役社長

　　二代目社長。落ち着いた性格で会社の経営思想は保守的。元高校球児で若手社員時代には上本食品硬式野球部に所属。父が傾きかけた会社を立ち直らせた。