登場人物紹介(二章まで)
レクス 16歳 男
リューグベルン帝国ドラグネイズ公爵家次男に生まれた少年。
転生者であり、日本出身。享年二十歳で死亡後に異世界ライラットに新たに生まれ落ちた。
前世では難病を患い入退院を繰り返す生活で、入院中は漫画やラノベや専門書などを読み漁ったおかげで日本知識には明るい。だが、異世界で産業革命を起こしたりするレベルではない。
十六歳になり『竜誕の儀』という儀式を受けドラゴンを授かったのだが、神様から与えられたのは手のひらサイズのドラゴンで実家から失望される。その後、自分から追放の道を選び、ライラット世界を巡る冒険に出る。
武器は双剣、銃、ハンマーの三種類。生前ハマったゲームの主人公スタイル。
この世界で銃は骨董品だが、レクスが研究し使えるようにした。
本人も気付いていないが破格の魔力を持つ。しかも魔力の回復速度が異常レベルであり、本来なら何日もかかる魔力回復が数分で済む。
自分はあくまで『平凡』であると思っている。
ハーレムを築いたり、日本知識で産業革命を起こしたり、俺ツエー無自覚無双したり、なぜかイケメンのくたびれおっさんには絶対になりたくないと思っているが、なんだかんだでいろいろ巻き込まれる。
ムサシ 性別不明
レクスが『竜誕の儀』で授かったドラゴン。手乗りサイズ。
フワフワした白い毛で覆われたドラゴン。手乗りサイズだと素早く、小さな炎を吐ける。
しかし、本来ドラゴンは『地水炎風氷雷』属性のどれか一つを宿し、『甲殻種』、『陸走種』、『人型種』、『羽翼種』、『特異種』のどれか一つの形態で授かるのだが、ムサシの場合は属性、形態を自由に切り替えることが可能。レクスは特異種ではないかと思っているが詳細は不明。
名前の由来は、前世のレクスが実家で飼っていた白い柴犬の名前。
エルサ 16歳 女
リューグベルン帝国セレコックス伯爵家長女。一級魔法師であり『水』属性の魔法師。リューグベルン魔法学園の一年生で、最年少で一級魔法師となった才女。
妹と婚約者にハメられ無実の罪を着せられ、学園の入学パーティーで婚約破棄される。さらに妹の策略で実家からも追放されてしまう。冒険者となりあてもなく彷徨っていたところ、一人なのに楽しそうに歩くレクスを見る。たまたまレクスが落としたハンカチを拾って意気投合し、そのまま一緒に世界を巡る旅に出る。
得意魔法は回復魔法で、驚異的回復力で周りから『聖女』と呼ばれていた。
授業では『魔法師はサポート役』と習っていたが、実は驚異的な動体視力を持り、近接戦闘もこなすことができる。武器も杖からロッドにした。
実はけっこうなスタイルの持ち主。戦闘スタイルを変えて服装を変えた時に発覚する。
アミュア 16歳 女
ゼリュース子爵家の令嬢でレクスの幼馴染。
竜誕の儀で『烈火竜』アグニベルトを授かり、戦闘スタイルも剣から徒手空拳に切り替えた。
レクスのことが好き。だが、挨拶もなく勘違いしたまま旅に出たレクスを追いかけるため、風車の国クシャスラから麗水の国ハルワタートに旅立った。
レクスの謝罪を受け怒りを納めた。
シャルネ 16歳 女
レクスの妹。『氷狼竜』フェンリスを授かった新米竜滅士。武器は弓で天賦の才を持つ。
実はけっこうなブラコンで、レクスのことが大好き。リューグベルン帝国に戻ってきて欲しいと思っている。
旅に同行したいと思っているが、素直に言えない。
リーンベル 16歳 女
リューグベルン帝国最強の『六滅竜』の一人で『水』を司る竜滅士。
『水華神竜』レヴィアタンの継承者であり、レクスとアミュアの幼馴染。
本来なら十六歳で授かるドラゴンを六歳で得た。その後は訓練続きだったのでレクスたちを十年会えず仕舞い。
人前では『六滅竜』としての態度で振舞うが、実は人見知りで一人の時間が好き。親友であり姉のようなレヴィアタンとのんびり過ごす時間が何よりも好き。
実家からは冷遇されている。本来なら姉が授かるはずだったレヴィアタンを『奪った』と姉に攻められ、姉を溺愛している母からも疎まれている。父は無関心。リーンベルは家族に見切りをつけ今は一人で暮らしている。
武器は改造日傘『ガンズオブアンブレラ』で中距離砲撃が得意。十年にわたる訓練で武術も得意。
実は、六歳のころレクスに初恋し、そのまま十年間引っ張り続けている。
やや強引にレクスの旅に同行するが、あまり長くは同行できないとレヴィアタンに告げられた。
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