前のエピソード――2024年のGWは長大旅行に行ってきます(2024/04/26)

今年のGWは特にこれと言って予定がなく、かと言ってじっとしているのもなんだかなあと思ったので、ほとんど全日を旅行でつぶすことにしました。7泊8日レベルになってくると、どれくらい外泊続きで疲れるのか未知数で、こればかりはやってみないと分かりません。これを書いている4/29現在では思ったほどの疲れはありませんが、実は行程的にはこれからが本番。終わる頃には本当にヘロヘロになっているかもしれません。

Day1の予定はざっくり「白浜観光」。移動にかなり時間がかかるので、ある程度は諦めてゆっくり散策しようと決めていました。

大阪10:18発→白浜12:46着

特急くろしお7号　白浜行

大阪駅は最近、特急くろしお(南紀方面)やはるか(関空方面)停車のための地下ホームが完成しました。元々新大阪に止まった後は貨物線を通って大阪環状線に入り、天王寺へ向かうのですが、貨物線のため梅田のビル街を遠くに望みながらぐるっと旋回、大阪駅は通過せざるを得ないという状況でした。新幹線からの乗り換え客は新大阪で拾えますが、梅田という一大ターミナルでも拾えた方が当然お得なわけです。ということで、周辺のうめきたエリア再開発に伴って貨物線を地下に埋め、大阪にも特急を止めようとなったわけです。

ただ、既存のホームからはそれなりに離れているため注意が必要です。従来ホームの西端から階段・エスカレーターを何度か上り下りしてたどり着けます。思ったより近いなという印象を抱きましたが、同じ駅の構内扱いにしては遠いと思います。

ちなみに紀勢本線は和歌山〜亀山を紀伊半島をぐるっと回って結ぶ路線で、和歌山と三重の県境ギリギリ和歌山側である新宮でJR西日本と東海との境界になっています。西日本は特急「くろしお」が、東海は特急「南紀」が速達列車の役割を果たしますが、くろしお側は大半が白浜止まりで、新宮まで行ってくれるものはほぼありません。大阪方面から気軽に行けるのは「関西の奥座敷」白浜温泉までで、そこより南は極端に乗降客数が減ります。そもそもこの辺りは車で行った方が圧倒的に楽なので、電車を選んでいる時点で悪手と言ってもいいほど。私は車の運転に非常に不安があるので、今回はほとんどの交通手段を鉄道に頼ることになりました。

明光バス　白浜駅〜とれとれ市場南紀白浜

そこそこ駅から近い場所にとれとれ市場があったので、ここでお昼ご飯にしようと思っていました。が、後から調べて分かったのですが、かなり観光に寄った市場らしく、連休初日・土曜のお昼時とあって、それはもうものすんごい人でした。人混み嫌いだわと改めて思い知るくらい人が多かった。しかも当然ながら家族連れが多く、一人者がちょっとすみません〜って感じでご飯を食べるハードルが高く、しばらくさまよってました。ここ数年であれほど時間無駄にしたなーと思った時はなかったです。でも魚介からお菓子まで何でも売ってるし、BBQもできるしで、もはや一大観光地と化していて楽しかったです。人は多かったけど。

明光バス　とれとれ市場南紀白浜〜三段壁

白浜といったらアドベンチャーワールドじゃありませんか？でもアドベンチャーワールドに行こうと思うとたぶん一日がかりだし、そもそも動物と触れ合うのあんまり好きじゃないよな、と思い直し、行かないことにしました。その代わり三段壁洞窟に行って、時間が余るようなら早めにホテルに行ってのんびりしておこうと決めました。今回の旅行のメインは熊野三山で、白浜をぶらぶらするDay1は前菜も前菜なのです。

三段壁と、その後徒歩で訪れた千畳敷は、行ってよかったな……とは思ったものの、思ったよりすぐに見終わってしまいました。山口の秋芳洞くらいの規模を想像して行ってみると、そこまでではなく……。いやもちろん、洞窟とか鍾乳洞が好きな人間なので、満足はしたんですけどね？ただ、半日使うほどではなかったかなあ……と思いました。早めにホテルに入れたのはよかったかも？

ちなみにエネルギーランドは閉園時間もそこそこ早いので、予想通りではありましたが行けませんでした。白良浜の景色を楽しみつつ、メジロブライトのSSを書きつつ……あれ？結局執筆してるやん。

ちょこちょこ想定外はありましたが、十分対応できる想定外でした。2日目は本州最南端をぐるっと行きます。