新しいことやりましたリスト(2024年~)
奈良ひさぎ
2024年上期
関西コミティア69に行ってきました(2024/01/21)
エピソードその1なので、軽くコンセプト紹介だけ。
あらすじでも書いていますが、せっかく創作以外で何か新しいことをしたなら、ここに記録として残していこうという試みです。
社会人になって、お金の余裕もある程度できて、いろいろ新しいことをやれるようになりました。同人イベントなんてあんまり行こうと思ったことがなかったのですが、「この日空いてるな……よし、じゃあ行くか」と動くハードルがかなり下がり、圧倒的なフットワークを手に入れました。2023年以前もちょこちょこそういう新しい試みはやっていたのですが、あんまりさかのぼるのも面倒なので、2024年以降縛りにします。ちなみに2023年はウマ娘のライブで人生初ライブ現地参戦したり、文学フリマ大阪に行ってきたりしました。
今回は関西コミティアのお話。
コミティアがコミケと違うのは、一次創作縛りであること。つまり版権キャラの本を置くサークルは基本的になく、オリキャラがそこかしこにあふれているというのが、同人イベントの中でも異色なところなのではないでしょうか。
会場はインテックス大阪と、大阪中心部から行くにはちょっと面倒なところにあるのですが、最寄りの中ふ頭駅を降りるとみんなインテックス大阪に吸い込まれていく人ばかりでした(当たり前)。
一次創作を中心に活動している方は身に染みてお分かりかもしれませんが、すでに知名度や人気のある版権キャラを使いこなす二次創作と違って、一次創作はすべてがオリジナルで、消費者としては完全なブラックボックスの中から(自分にとっての)当たりを引く作業になるので、とにかく人が来ない。ゆえに知名度が上がらず苦労する、という負のループに陥りがちです。そこをこういうイベントがあることによって救済するというのは、すごく大事なことだと思います。もちろん(自分にとっての。ここは強調しとかないとダメ)、ハズレもあるのでそこは注意しないといけませんが、コミケでもハズレはあるはずなのでそこは平等。
一次創作で名を上げようと思うと、いかに上手く宣伝するか、そしていかにたくさん作品を世に出すかが肝になってくると思います。こういうイベントがあることによって、今回初めて知った絵描きさんもいましたし、なるほどこの人はこういう活動をやってるんだ、と知ることもできました。実際会場内を歩き回ってみて、サークルというより個人が多いイメージもありました(ここは間違っていたらごめんなさい)。イラスト本を置いているブースが多かったので目にも楽しく、個人的には文フリよりも楽しかったです。
欲を言えばもうちょっと大阪市の中心の方で開催してほしいですが……。インテックスを訪れたのも今回が初めてだったのですが、思っていたよりへんぴな場所にあるな、というのが正直な感想。じゃあ帰りに○○に寄ろうか、みたいなのがやりにくいのがネックかなと。コミティアはじめこの手のイベントって、夜までやってるわけではないので、どうしても「この後どうしようかな」というのがついて回ります。まあ夜までやられるとそれはそれで、帰りが遅くなって困るのですが……。
正直なところ、ここで新たに絵描きさんと知り合ったからと言って、今すぐイラストを依頼したりとか、そういうことはないと思います。どちらかというと将来の財産にワンチャンなるかも、くらいの気持ち。思ったより立ちっぱ歩きっぱで、時間の割に疲れるという方が勉強になりました。人が多いし、案外この手のイベントが向いてなさそうということも……。
なんて言いつつ、また機会があれば行ってみたいなとも思います。関西コミティアは大阪と京都でほぼ交互に開催されるので、次は京都の回に行ってみるのがいいかもしれません。ちなみに「関西」でない別エリアのコミティアも興味がないわけではないですが、なかなかの旅行になりそうなので、「前向きに検討します」ということで……。
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