130作品を読んだ感想と、謝罪
皆様、突然ですが2点の謝罪をさせて頂きます。
まず1点目の謝罪ですが、大変なミスをしてしまいました。
少し前に批評させて頂いた、渡辺さまの作品『ヤンデレお嬢様が離してくれないので全力で逃げる事にする。』には【追記】のご依頼を頂いていたのですが、すっかり忘れて放置してしまっておりました。
「9/8までに追記を行う予定です」と書いておきながら、実際に追記を書いたのは約2週間後の9/21です。
当然、渡辺さまには謝罪をして、寛大なお言葉と共にお許しを頂きましたが、ここで改めて謝罪する事をお許しください。
渡辺さま、並びに本批評を読んで下さっている読者の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしました。
心からお詫び申し上げます。
今回の件は「作品と作者さまには誠実に、真摯に向き合う」をモットーとする私としては到底許される事ではありません。
「人はミスをする生き物だ」などという言葉に甘えないよう、より一層気を引き締めて参りたいと思います。
2点目の謝罪ですが、「気を引き締める」と言った矢先に真逆の事を言うようですが、更新頻度を少し下げさせて頂こうかと思います。
具体的には、今までは2日に1作のペースでしたが今後は「3日以内に1作」とさせて頂き、「本話のような『○○作品を読んだ感想』の前後は1日の空きを作る」ように変更させて頂こうと思います。
理由としては複数の原因がありまして、
・1作の批評に掛ける時間の増加。
これは初期の頃に比べ、単純に文字数が増えております。
初期は2000文字前後でしたが、今は3000文字前後となっています。
・連載の推敲や、他の作業が出来ない。
ありがたい事に本批評から私の作品を読んで下さり、感想を下さった方がいらっしゃいます。ですが、それをフィードバックする余裕がございません。
また他にいくつか書きたいものもあるのですが、当然時間がありません。
・会社の上司に顔色を心配された。
2~3週間ほど前ですが、「お前、顔色悪いぞ」と言われましたw。
幸い、仕事のミス等はしておりませんが、迷惑をかける前に自粛します。
と、このような理由です。
ただ、2日に1作のペースでも『未批評の目次』から作品が無くなる事はありませんでしたので、今後は追いつかなくなる可能性があります。
もし、あまりにも批評待ちの作品が増えすぎた場合は「参加作品の募集を一時停止」させて頂くなどの処置をとる可能性がある事を予めお伝えしておきます。(現状、募集を完全終了する予定はありません。批評をして貰いたい作品をお持ちの作者さまはお気兼ねなくご依頼ください)
さて、気を取り直して今回の★3作品、兎のしっぽ🐇様の『オッサン、3人のギャルに『シェア』される!?〜元気いっぱいな美人ギャルに懐かれた平凡サラリーマン、ギャルづくしな毎日が始まってしまう〜』について語らせて頂きたいと思います。
……いや、タイトルが長すぎて文章の間に入れると、どこからどこまでがタイトルか分からなくなりますね。
本作ですが、やはりなにより主人公が面白かったですね。
「
作品のテーマともマッチしていますし、リアリティもあります。何より主人公単体で見ても面白いものになっていると感じました。
もし本作の主人公が裏表のない性格だった場合、私は恐らく★3とはしなかったと思います。
他の部分……ヒロインの可愛らしさや、2人の出会いと再会の自然な流れなど、良く出来ているとは思いますが★2止まりだったと思います。
悪い言い方になってしまいますが、「ラブコメならヒロインが可愛いのは当たり前」「ストーリーの流れを自然にするのも当たり前」ですからね。
これらのどちらかが出来ていなければ★1以下でしょう。
基本がしっかりできていて尚且つ、明確な独自の魅力を持った本作は間違いなく「面白い作品だ」と、胸を張って言えます。
余談なのですが、本作の批評に対する応援コメントで「今までの三鞘ボルコム様の評価からすると、白ギャルの年上の男性を全く恐れない態度はリアリティに欠け『主人公にハーレムを作らせるための舞台装置』という批評を受けるかなと思っていました」というご意見を頂きました。
素通り寺(ストーリーテラー)旧三流F職人さま、ありがとうございます。
ちなみにケンカ腰だった訳ではありませんのでご心配無きようお願いいたします。
むしろ★3評価に喜んで下さっておりました。
私はこのコメントへの返信に少し悩みました。
なぜなら「白ギャルの年上の男性を全く恐れない態度はリアリティに欠ける」という意見には「その通りだ」と感じたからです。
本作のヒロインは、10歳年上の主人公に全く物怖じしておりません。
礼儀を知らない高校生というのは確かにいますが、少し破天荒が過ぎるのは確かです。私も「リアリティに欠ける」という意見には同意です。
どう返信しようかと悩んでいた所、私の脳裏に「ある単語」が浮かびました。
そしてこう返したのです。
――――――――――――――――――
そうですねぇ。まず、私は作品において「必ずしもリアリティを重視してはおりません」。
どちらかと言えば「重視しているのはナチュラルであるかどうか」です。
本作の白ギャルは「リアルでは無いがナチュラルだ」と感じました。
言動や心の機微に不自然さは無いと、私は感じました。
ここを疎かにしてしまった作品の登場人物を、私は「舞台装置」「操り人形」と呼んでいます。
――――――――――――――――――
私の脳裏に浮かんだ単語、それは「ナチュラル」です。
私は批評の中で度々「リアリティを感じない」と書いてきました。
ですが作品によっては「リアリティを必要としない」「むしろリアリティは邪魔になる」作品もあると思います。(ギャグ作品なんかが顕著ですかね)
しかし「ナチュラル(自然)」であるという事は、殆どあらゆる作品において非常に重要なものではないかと思いました。
「キャラの動機・心情」なんかの不自然さは特に目立ちます。
主人公が無双しても良いんです。モテモテでも良いんです。どんなにご都合主義でも良いんです。
だって、「ハーレムラブコメ」で主人公がモテるから「ご都合主義だ!」なんて言ってしまっては、ただのジャンル否定です。
「キャラの動機・心情」を「ナチュラル(自然)」に表現できた作品は、それがどんなに突飛な世界観であったとしても「生きたキャラ」になると思います。
「リアリティより、ナチュラル」
この事に気付く切っ掛けを下さった、素通り寺(ストーリーテラー)旧三流F職人さまに再度の感謝を申し上げます。
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