第2話 俺は幼馴染に大きな隠し事がある。

 俺、月宮つきみや桔梗ききょうには親と一部の人しか知らない大きな秘密がある、それは俺は十数年前にこの世界にやってきた仮称怪人エージェント、正式名称というかしっかりとした種族名はまぁ、秘密だ。この世界の言語では理解できないしな。


 そしてこのことは、幼馴染である宮橋みやはしかおるにも言っていない。そして父親はイナキュスの戦闘部門のトップで母親は開発部門のトップつまり両親は部門は違えどエリートだ。そして俺はそんな二人の間から産まれたサラブレッドだ。


 そんな俺はこの世界に高校生として潜伏している。なぜ潜伏が必要かだって?それは首領の命令だ、そもそも我々がこちらに来たのは…いや、考えるのはやめておこう。それと、俺は組織の開発部門と戦闘部門の両方に入っているから自分で制作した装備を簡単に試せるのだ。


 最近の傑作だと、クリエイトボトルとクリエイトベルトを使った変身かな、昔、今も見てる日曜日の特撮の番組からインスピレーションを受けて造っていて、音声は違うがそれ以外は完全に同じだったりする。

 え?なにを再現しているかだって?決まっているじゃないかスーツドライバーだよ、戦隊のほうは予算と人員の関係で断念したよ。


 あぁ、それと最近日本の防衛省という組織が妖精と魔法少女の存在を明らかにしたけど妖精のことはよく知っているけれど魔法少女の正体がわからないんだよ、たぶんこの世界の住民なんだろうけど組織がハッキングして得たデータにも正体は乗っていなかったしどういうことなんだろう。あとおそらく妖精の正体は我々の種族の天敵である存在のどれかの幼生体だろう。


 おっと、そろそろ時間のようだ。一週間に一回のショータイムだ。

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