第17話

兄様が10歳になりアーダルベルトと共に旅だった。父様はシュルツ侯爵になら安心して任せられると快く承諾してくれた。


俺は騎士をつけてならレベル上げを許可されるようになり時間がある時は騎士を連れて森に潜っていた。

そのためレベルも今では78まで上がり剣術と体術はそれぞれ7にまでなった。固有スキルの魔眼はレベルが上がり進化した。予想していた魔力は追加されず眼自体がかなり良くなった。100m先の物まで見ようと思えば見えるし動体視力も上がった。おそらく単純に眼自体が強化されたのだろう。これは思ってもいない産物だ。

戦闘するための眼と言ってもおかしくは無い。


「レオン様そろそろ帰りましょう」


騎士に帰宅の時間だと言われ帰宅すると父様から話があると呼び出された。


「失礼します。父様話ってなに?」

「あー家庭教師と話したんだがお前に教えることがもうないらしい。だから明日から勉強はしなくていいぞ。まあ一ヶ月に一回忘れないようにテストをするがな」

「本当?嬉しい」

「あ、あと剣術の先生もあとは自分でやった方が伸びそうと言っていたから剣術の先生には週一できてもらうことにした」

「うんわかった。頑張るね」


自由時間が増えたことは喜ばしいことだ。これでレベルアップに専念できる。剣術も前世の型に移ろうと思っていたところだしちょうどいい。




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