十字架.

 僕が生まれた夜は

 朝がゆっくりと減衰し

 昼が恢復し

 無形の六の大時計には

 ベルが鳴り

 お別れを告げたのは由真

 星なる大紅のPascalは

 きっと

 何でも知っている

「おはようの場所は?」

「太陽の寝床さ」

 僕はゆっくりHammockで眠る

 聖水を時計に掛けて

 僕にお別れを告げた

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