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 好意を抑えた状態で、尚且つ恋人の存在を受け入れて平常心でいることは、思った通り楽ではない。それでも、通話ではあるが、互いに作品を作りながら、一緒に過ごす時間は楽しい。僕はかすかな背徳を感じながらも、その時間を最上位に据えた生き方を選択していた。

 今思えば、僕は君の優しさに甘えてしまっていたのだ。

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