第2章
第1節『赤い瞳の苦労人』
「ったくよぅ!ふざけんな!」
そういうと、少女は年齢の割に随分と年季の入った『輻輳の手指』を乱暴にロッカーにぶちつけた。
「おもしろくねぇ。」
「あら、今日も朝から口が悪いわね。」
「うっせぇよ。」
「また、例の銀髪女?」
「そうだよ。ったく、おんなじ6年なのにどうしてこうも違うんだ!?ちくしょうめ。」
「だってさ、あちらはご貴族様の天才ご令嬢だもの。自称たたき上げのへっぽこウィザードとは格が違うのよ。」
「わーってるよ。でも悔しいじゃねぇか。なんでいつもこうなるんだよ!リズ、あんただってそう思うだろ?」
リズと呼ばれた少女は、また始まったというような顔をして言う。
「だってさ、相手はあんたがひょろひょろした火の玉をなんとかかんとかひとつ作り出す間に、10も20も氷塊を繰り出してくるんだから。どう逆立ちしたって勝てるわけないじゃない?」
「そりゃそうだけどよ。同い年だぜ?才能ってのはそんなに大事なのかよ。それがなきゃ駄目だってんなら、努力なんて意味ねぇじゃねぇか…。」
その語気が少し威勢を失う。
「だから、才能っていうんじゃないの?」
リズはいたずらっぽくそういった。
「そうだけどよ…。ったく、やってらんねぇよ。」
若き金髪のウィザードはすっかり消沈してしまった。
「そんなに悲観することないんじゃない?」
リズは慰めるように言った。
「ウィザード科の中じゃ、あんただって名うてなんだし。なんせ、前期課程の段階で『輻輳の手指』の着装を許されたのはあんただけなんだから。その努力は十分実ってると言えるんじゃないかしら?」
「つまんねぇ…。」
そう言ってうなだれると、ベンチから立ち上がって制服に着替え始めた。
ウィザードは魔法を使える術士である。だから魔術師と呼ばれる訳だ。しかし、生まれながらにして魔法の素質に恵まれているウォーロックや、代々の遺伝によって最初から破格の才能を受け継いでいるソーサラーに比べれば、その生来の素養は比べようもなく乏しい。だから、魔法の模擬戦や競技大会では、いつも臍を噛まされる。特に、年若く、まだその努力が十分に結実しない初等科の時期にはなおさら彼女たちとの資質の差は際立ち、人知れず劣等感に苛まれることが多い。
その実、随分な悪態をついていたこの少女は、今年のウィザード科では飛びぬけた能力を発揮していた。生まれもった魔法的素養はほとんど皆無だったが、アカデミーはその努力と成果を十分に評価していた。初等科の前期課程においては、普通ウィザードには魔力暴発から手指を守る『保護の手袋』と呼ばれる基礎的な装具の着用しか許されないが、彼女はその時点で既に『輻輳の手指』と呼ばれる、魔法力の強化に資する手袋の着用を認められていた。それは、その努力と成果がその年齢にして並々ならぬことを示す証でもあった。
彼女たちは今、来月開催される『全学魔法模擬戦大会』に向けた練習に励んでいる。それは学年別のウォーロック、ウィザード、ソーサラー、ネクロマンサーがクラスごとにチームを組んで、魔法の模擬戦を繰り広げるというもので、異国でいうところの体育祭に相当するもので、全学を挙げた一大イベントだった。普段の勉学と教練の成果を遺憾なく発揮できるその場に、自分の将来と可能性をかける学徒は多い。事実その大会には各種職能ギルドのスカウトが多く観戦に来ており、その目に留まった者は、ギルドから職の斡旋を直々に受けることができるのだった。また特に優秀な者は、アカデミー固有の自警団である『アカデミー治安維持部隊』に引き抜かれることさえある。それは、経済的に条件がよいというのみならず、学内における一種のステータスであり、一部の者にとっては、若く未熟な自尊心を満たすための重要な機会であった。
そこに向けた朝練習の後に、先ほどのやりとりは繰り広げられていたのだ。この時期、その大会に代表選手として出場する学徒たちは、午前講義の前と、午後講義の後に、懸命に練習に励み、美しい汗を流す。彼女もまたその中の一人であった。
着替えを終えると、その若きウィザードは憮然とした表情で、ひょいと学生かばんをひっかけ、更衣室を出ようとした。
「ちょっとまった。」
呼び止める声がする。
「あぁ?」
「今朝の努力賞よ。あげるわ。」
リズが水薬の瓶を差し出した。
「お、『怪物栄養』じゃねえか?いいのかよ?」
「あなたは私たちの希望だもの。これからも頑張ってもらわなきゃね。それを飲んで、そのしょげた顔をなおしてちょうだいな。」
屈託ない笑顔をリズはウィザードに向けた。
『怪物栄養』というのは、今若者たちに人気の、いうなればエナジードリンクである。それなりに値の張る品で、そんなものをポンとよこしてくれるリズは随分と気前が良い。その気遣いがやさぐれをほぐしてくれた。
「なんだよ…。」
少女は少し気恥しい表情をのぞかせる。
「サンキュな。」
そう言ってその若きウィザードは更衣室を後にした。
晩夏の太陽が朝からギラギラと照り付けている。もうすぐ9月に入るが、まだまだ残暑どころか酷暑である。厳しい練習は激しく彼女たちの体力と魔力を奪うが、それはまた、優れた魔法使いとなるために必要な、重要な教練のひとつでもあった。太陽はますますその高度を上げていた。遠くで予鈴が鳴り響く。午前の講義が始まるようだ。
朝の練習に臨んでいた魔法使いたちは次々と更衣室を後にし、各々が所属する教室棟へと足早に歩みを進めていった。今日も一日が始まる。
* * *
教室についたころには、若きウィザードはもうへとへとであった。リズからもらった『怪物栄養』は、喉の渇きを満たすには十分であったが、その触れ込み通り怪物となるには少々物足りない。
午前講義の開始を告げる本鈴が教室内に鳴り響く。本来ならここからが学業の本番であるが、極度の疲労と眠気が彼女を襲った。持ち前の真面目さで必死に目をこするが、その美しい茜色の瞳の中で銀の砂が耐えようもなく舞っていた。
「寝るわけにはいかねぇ。」
ウィザードは必死に耐えている。
「今日の魔法要素理論の講義には、あのくそ銀髪に一泡付加すヒントが絶対ある筈なんだ。ちゃんと聞いておかないとまた今朝の二の舞になる。」
彼女は、唇をかみしめ太ももに爪を立てる。しかし疲労感と眠気は容赦なくその小さな体に襲い掛かった。
気が付くと午前講義の1コマ目が終わっていた。
「やっちまった…。」
深い反省がウィザードの胸を締め付けていた。
こういうと、彼女の努力なるものが所詮まやかしに見えるるかもしれないだろう。しかし、それは無理からぬことでもあるのだ。全学魔法模擬戦大会においては、代表選手に選抜されるだけで随分とハードルが高い。そのためには過酷なトレーニングと魔法力の強化が求められる。彼女たちはそれを朝晩欠かさずずっとやっているのだ。今朝方のように、ソーサラー科の手練れにコテンパンにされることも少なくない。年若いウィザードにとって、基本術式の『火の玉:Fire Ball』を行使するのは精神的にも肉体的にもまだまだ負担が大きい。それに対して、ソーサラーが得意とする『氷礫:Ice Balls』の術式はその威力と効果とは不相応に、格下の初等術式に属しており、その優れた遺伝的魔法力の優位を活かしてソーサラーは余裕綽々でそこから存分に力を引き出して襲い掛かってくるのだ。リズの、勝てるはずがないというのは現実的に正鵠を射ていた。実際のところ、初等術式にろくな対抗手段をもたないウィザードが同じ学年のソーサラーとある程度渡り合えるだけでも大したものなのである。しかし同時に、それは才能というものの生来の優位性を嫌というほどに思い知らせるものでもあった。不覚にも居眠りをしてしまったウィザードを担当教授が叱責して起こさないのは、そうした彼女たちの悲哀と現実をよく知っているからなのである。
「まだ、2限がある。1限目のやつは今晩やりなおしだ!」
そう言って居住まいを正すと、リズのくれた『怪物栄養』の残りを一気に飲み干した。もう銀の砂は舞わない。二限目の彼女は魔法書と黒板にかぶりつくようにして、聞こえてくる教授の言葉を一言たりとも漏らすまいという鬼気迫る勢いでノートに書きなぐっていった。その並外れた集中力は時間の流れをも歪めるのか、2限目の修了を告げる鐘があっというまにそこに鳴り響く。
「よし!」
2限目は満足だった。
「火の玉だけがウィザードじゃねぇんだよ。あいつをとっちめるには、別の工夫がいる。あのうっとうしい氷礫を生成させる時間を与えないことがきっと鍵になる筈なんだ。そのための術式がきっとどこかにある。」
そうつぶやいて席を立つと、ウィザードは食堂の方へ駆けて行った。
ウィザード科の教室棟から食堂に向かう小高い丘を駆け抜ける途中で、見たくない顔に遭遇した。くそ銀髪の舎弟野郎だ。くそ銀髪も嫌いだが、あいつには実力がある。ところがこの舎弟野郎は、くそ銀髪の威を笠に着てウィザード科を見下しているだけのどうにもいけ好かない最低野郎だ。
「今朝もお嬢にコテンパンにされたらしいじゃない?」
「だからなんだよ?」
「あんたら劣等種が、お嬢に挑むなんて、むりむりかたつむりだってまだわからないの?」余裕をかます嫌な物言いだ。バカにしやがって。
「うっせえな。なんならここで相手になってやろうか!?」
「馬鹿言わないでよ。私はこう見えて理想高い平和主義者なのよ。ウィザードなんか相手にしたって、ロッドが痛むだけだわ。お断りね。」
むかつく野郎だ。初等部の癖に生意気にロッドなんか使いやがって。
「てめぇがすげえんじゃなくて、親が金持ちなだけだろうが!」
「そうよ。私のお父様は魔法省の高官だもの。さっきも言ったでしょう?私たち純血魔導士と、あんたら劣等種じゃ所詮釣り合わないのよ。正直、あんたがお嬢に食い下がってくるの、私たちのチームにとっちゃ迷惑なのよね?そこんとこがわかんないかしら?お嬢と私たちは、今年、ソーサラーギルドのスカウトを本気で狙ってるのよ。初等科の段階でスカウトを受ければ、ソーサラー科全体の大きな名誉になるわ。そのために、私たちにはしなきゃならないことが山ほどあるってわけ。あんたに付き合ってる暇は正直全然ないのよ。だから、これ以上お嬢に絡むのはやめてくれる?」
高圧的でいちいち鼻につく物言いだ。
「それはあたしの勝手だろうが!。今に見てろよ。今年の大会では、このあたしがあんたの大好きなそのくそお嬢に泣きべそかかしてやるからな!」
「負け惜しみを。まあいいわ。これ以上は時間の無駄だし、さっさと行ってちょうだい。」
「あたしにくそ銀髪にかかわるなというなら、てめぇこそリズをいじるのをやめやがれ。」
この女は今の調子でリズのことも見下して罵倒してくる。いわゆるいじめだ。こいつの取り巻きも一緒になってやりやがる。今のところ暴力や過激な行動には出ていないが、そのやり方は陰険で汚い。リズはあんな感じだから気にする様子をみせないが、正直胸糞が悪い。そう思いながら、ウィザードは食堂に駆けていった。
「ふん、劣等種が。」
舎弟野郎と呼ばれた少女は吐き捨てるようにその背後を見送った。
昼の太陽は相変わらずぎらぎらとアカデミーの敷地全体に照り付けている。その酷暑は若いウィザードの小さな自尊心を徹底的に焼き尽くすかのようであった。
「くだらねぇ。」
ひとことだけ呟いて、ウィザードは食堂の中に消えていった。束の間の休息である。また午後からは講義が始まり、その後には過酷な教練が待っていた。憔悴している暇はない。とにかくやるしかないのだ。彼女は自分にそう強く言い聞かせていた。
太陽がほんのわずかに西に傾く。
* * *
午前の2コマ目に続いて、午後の講義は充実していた。引き続き魔法要素学の講義だったが、なにも自分を支配する主たる加護大天使の要素だけをバカ真面目にやるのだけが能じゃないということがわかった。
ウィザードを加護するのは火と光のエレメント(要素)を司る大天使長ミカエルだが、それは極めて厳格な天使で、努力を重ね十分に力が実るまで、あえて庇護者に強力な力を与えない厳粛さをもっていた。それ故に、基本術式の『火の玉:Fire Ball』でさえ、ソーサラーの初等術式である格下の『氷礫:Ice Balls』の術式にすら性能的には及ばないのだ。これはミカエルが課す一種の試練でもあった。
その上を修得しようと思えば、中等術式の『砲弾火球:Flaming Cannon Balls』になる。これが使えればいう事なしだが、初等科の学徒がそれを身に付けるのにはかなりの無理があった。修得の為に学ぶべきエレメントの領域が広く、仮に魔法の素養に恵まれていたとしても、講学上の理論的知識がそれに追いつかない。ミカエルというのは、このように少々厳格過ぎてやっかいな側面をもっていた。だからウィザード科では中退者が耐えない。みんな嫌気が差すわけだ。
しかし、諦めていたのでは、あのくそ銀髪にほえ面かかすことはできない。何としても別の方法を模索する必要がある。それで気づいたのが、専攻大天使のエレメント以外の領域にまで勉学の幅を広げることであった。ソーサラーと同じウリエルを選択したのでは、相対するミカエルの力が弱まってしまい、結局はこっちが不利になる。天才相手に同じ土俵で遣り合うなんて無茶にもほどがある。だから、それ以外の選択が必要だ。ガブリエルは強い力を寛容に与えてくれる慈悲の大天使として知られているが、回復・治療と召喚に特化したその特性はベクトルが違いすぎて応用の仕方が分からない。それなら、時間と空間、閃光と雷を司るラファエルはどうか?時間と空間はウォーロックでも中等部に入ってからだから、初等部のウィザードは門前払いだが、閃光と雷なら火と光とは相性がいい。
「これだ!」
ウィザードはうっかり講義中に声を挙げそうになったのを必死に飲み込んだ。でもやれる!ラファエルの領域には天候に関するものもあるから、上手くやればあのむかつくくそ銀髪を炎の雨でちりちりにしてやることだってできるかもしれない。自慢の銀髪をそんなにされたら大べそ必至だ。そんなことを考えながら講義に没頭していった。
魔法要素学はそれを嫌う学生の多い退屈な理論講義だが、野望に燃えるウィザードにとって、それはまさに宝の山に見えていた。
そんな具合で、午後の講義はあっという間に2コマとも終わった。実に得るものの多い講義だった。満足の表情を携えてウィザードはいそいそと教室を後にする。今日の日程はまだ終わっていない。今度は大会に向けた準備をチームのメンバーとしなければならないのだ。
午後講義後の自主教練というのは、異国で言うところの部活動のようなものであるが、それは肉体的、魔法的な教練だけに限ったものではない。朝の教練では、身体が元気なうちに肉体と魔法を鍛えるが、午後には魔法学の理論を仲間と一緒に深めることに費やされることも多かった。その日の午後教練にもそれが予定されている。
午後教練のための教室に移動すると、もうリズたちの姿があった。
「やあ、午前中はお疲れだったね。あれじゃあ怪物にはなれなかったかな?」
そう言ってリズが笑う。
「1コマ目は不覚をとったけど、2コマ目はあんたのおかげでばっちりだったぜ!」
そう言って席に着くとリズが隣に腰を下ろした。
「また、夜中にひとりでせっせと復習するつもりなんでしょ?」
そういうと、リズは午前中1コマ目のノートの写しを差し出してきた。
「なんだよ?」
「まあまあ。今朝も言ったけど、あんたは私たちの大切な希望だからね。その希望をサポートするのも私たちの務めってわけよ。」
そう言うと、リズは不覚にもウィザードが眠ってしまっている間に進められていた講義の内容を丁寧に教えてくれた。それでウィザードは、夜更かしから解放されるのだ。
「どう、だいじょうぶ?」
一通りの説明を終えたリズがウィザードに問う。
「ああ、ありがとな。本当に助かったよ。」
「どういたしまして。」
リズが解説を始めてくれてから、かれこれ1時間半が過ぎていた。陽が大きく傾き、オレンジ色の光線が教室に幾本も走っていた。
「どうよ、今日はこれくらいで。あんたにとっては休むのも大切な仕事よ。」
リズは優しい。こうした配慮はなかなかできるものではない。こいつは看護科向きなんじゃないか?ウィザードはそんなことを考えていた。
「そうだな。たまには少しばかり早く帰るか?」
「そうしましょ。」
そういうと、ふたりは他のメンバーに別れを告げて、教室を先に出た。
「ごめんね、お先に。」
周りも、ウィザードの人並みならぬ努力は承知である。咎める者は誰もいない。
「また明日ね。明日こそ、あの銀髪女の鼻っ柱をへし折ってよね!」
そんな声も聞こえた。
「ああ、任せとけ!」
ふたりが教室棟を抜け、寮棟に向かう道に出た時には、太陽は一層傾き、ふたりの前に長い影を落していた。
「あんまり無理は駄目よ。」
そう語り掛けるリズに、
「リズたちが、みんながいるから。大丈夫さ。」
そう返して石畳を歩いていった。
ふたりの影は西日を受けて一層長くなる。角を曲がって、やがて寮棟にたどり着いた。
「じゃあ、私はこっちだから。」
リズはそう言って自室のある方向に向きを変える。
「ああ、また明日な。」
そういって二人は別れた。
晩夏の暑さはこの時間になっても一向に衰えることを知らないようだ。あたりは蒸しかえり、石畳には陽炎が立っている。まだまだ秋は遠い。西の空に、ひとつ、ふたつと星の瞬きが見えた。その星々が浮かぶ赤い空を濃紺の夜が塗り替えていく。それによって、星は一層の輝きを得る。その輝きは、何を意味するのだろうか?運命はよく星にたとえられる。「星の下に生まれる」とはよく言われることだ。すぐれた星の下に生まれた者だけにしか、すぐれた人生を歩むことはできないのか?そんなことはないはずだ。そう自分にきっといいきかせて、ウィザードは自室の中に消えていった。
夜の帳がますます降りてくる。生暖かい風が、寮棟の前の芝生を揺らしていた。大会の日にまた一つ近づいていく。
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