第50話 ドルゴのダンジョンⅢ


 俺達は今ドルゴのダンジョンに入って居て60層にまで来ていた、ここのボスを倒て裏に出て来た所で石碑にタッチし休憩を取り61層に降りた、ここは大海原の様な海のエリアだった、太陽が燦燦と降り注ぎ眩しくて海の方は直視出来ないが俺には魔法が有る。サングラスの変更レンズをイメ-ジしながら目に注力するとやっと見えて来た、10km程先に割と大きな島が一つある様で其処に行くのが一択の様だ、俺がフライで飛び転移拠点を作り帰って来るやり方で行く事にした、飛び上がり飛んで行くと直ぐに着いた、周囲10km程の島で島の中央に行くほど鬱蒼とした密林の様に成って居た、取り敢えずここにポイントを作り元に戻ると3人が待って居た、「どうだった?」とカタリナが聞いて来たが、俺が「分からんが、とに角行こうと言って手を繋ぎ転移して来た」すると、カルカラが「海岸線は何も無さそうね」と辺りを見回して行った、この島の中央が怪しいが「この密林は歩き難いかもね」とエリナスが言うと、エリナスが「ユウタの衝撃波で吹き飛ばしながら行きましょう」と言い出した、するとカタリナとカルカラが賛同して居たので誰も居ない孤島なので良いかと思い衝撃波を撃つと、その衝撃で100m程の木々が吹き飛び道に成った、衝撃波を都合10回は撃って道を拵えながら行くと島の中央には木々が無くて盆地の様になつて居た、其処にはセイレ-ンと思われる魔物やサハギンが200体程が村を作って居た、サハギンに色の可笑しな奴が2体居たので鑑定するとサハギンロ-ドと2体共が成って居て兄弟と表示されて居た、レベルが70で可成りのレベルだが全員で倒し切り階段に向かった、62層に遣って来たらそこは広い草原だった、俺の異空間の草原より広いかもと思うほどの広さがあった、進んで行くと魔物が近づいて来た10匹程いるが皆大きいし鼻が長くゾウの様な魔物だった、鑑定するとエレファントンと言う名の魔物で仲間意識が強く殆どが雌で母子家族の様だ、大きさが体長が6m体高が4m重さが10tと言う巨漢で、武器は鼻で水魔法が使えて鼻から吹く水流は危険な勢いが有るそうだ、レベルが一番大きのメスで50有り性格は大人しいが近づくと反撃して来ると有った、俺達が近づきすぎた様で直ぐに距離を取ると離れていった。


 エレファントンが離れた後に歩いていると20匹程の魔物が接近してきた、体には点々が有り大きさは2m程有り見るからに噛む力が強そうな口をして居た、鑑定するとマダラハイエラと言う名で、噛みつきが武器で団体で攻撃する様で噛む力は2tにもなるそうだ、こいつ等は此方を獲物と認定した様で離れて行かず攻撃して来たので全部倒してしまった、其処で俺が思い付いたここはサバンナの様だまるで地球のアフリカにいる様な魔物がうろついているのだ、遠くに首の長い魔物が居るし縞々の馬の様な魔物が走っていたが、どの魔物も大人しいのか襲って来ないし逆に近づくと逃げて行った、動物かもと思ったがさっき倒したマダラハイエラには魔石が有ったので魔物だと思うが、その後戦闘も無く階段にたどり着いて降りると洞窟だった。


 63層の降りた辺りで異空間に入り1泊する事にした、ヒカリは相変わらず元気で走り回りベンケイが疲れているようだったが、お土産を上げる事にしたサハギンロ-ドの魔石を出してヒカリに「ベンケイへのお土産だ」と念話した、ヒカリが「ありがとう。これで私と同じ位に成るので喜ぶ」と言った、ベンケイの顔に近づけるとパクと一口で食べて終い体が光出した、ハイホ-スロ-ドの完成でベンケイから念話が来た「マスタ-有難うございます。これでヒカリに追いついた感じです。ありがとうございます!」と言って来た、俺は「どういたしまして」と言って温泉に向かった、其処でのんびりと朝まで過ごして63層を進んで行くとサ-チに前方から何かが来るのが確認できた、こちらは慎重に行くと姿が見えて来たのは地竜だった、地竜だと思ったがちょっと小さい体長が15m位で地竜の半分ぐらいの大きさだった、鑑定すると地竜モドキで姿はそっくりで一目見た時は完全に地竜に見えるが大きさが約半分の大きさしか無いので直ぐにバレる事に為る。レベルは高い75もあり石のブレスも吐くが規模が小さいブレスだが当たると可成りの被害が出る。早い目に討伐したいのでヒカリの剣に光の魔力を纏い瞬歩で接近して一閃した、地竜モドキの首を半分切り裂きたたらを踏んでいる間に3人も剣で一閃して首を落した、其処からも地竜モドキが次々に現れて結局5匹の地竜モドキを倒して階段を見付けた。


 其処から70層に着くのに4日掛っていたので結局60層から5日で来たことになる、ボス部屋に入るとそこに居たのはグリフォンだった、鑑定するとレベルが80有り風魔法が使え魔法耐性を風と火と水を持って居た、俺がグリフォンの羽をレ-ザ-ビ-ムで打ち抜くと落ちたグリフォンに3人で攻撃して倒した、彼女たちのレベルもそろそろ80に近いかも知れないと思った、これでやっと70層をクリアして異空間に入るとカタリナが撫でか青い顔をして居た、俺は病気かなと思い鑑定して見たすると妊娠していて1カ月半ほどが立って居た、俺とカタリナに思い当たる事が有った俺がカタリナとする時に懐妊魔法を作り使って見た事を思い出した、カタリナも同じ様に思い出し

自ら望んだ事なので嬉しそうにして居た、皆に発表すると皆が驚いたが何時か誰かがそうなると思って居た、特にカルカラはカタリナに先を越されたと言う思いが有る様で次は私がと言って息巻いた、そんな事も有り2日か3日はここでのんびりする事にして作戦を練ったが、3人で行く事にしたがウリリクが私が付いて行くと言って居たが今回は駄目だと言った、ウリリクは正式に1層から入って居ないしヒカリの楯のチ-ムにも登録をして居ない、なので今回は遠慮してもらいここを出た時にチ-ム登録して冒険者に成る事に為った、その時にはアリリカも登録してしまおうと言う事に成った。


 異空間で3日過ごしてカタリナを残して3人で71層に来た、ここは山岳地帯の様で草原の向こうに森が有りその向こうに山が連なって居る壮大な景色だった、俺はここがダンジョンの中だとは思えなかったが正真正銘のダンジョンの中だった、サーチを掛けると今の所魔物は居ない様で山に向かって進んで行くと、奥の山の手前にも300m程の山が有りその向こうに何か要る様で、其処は盆地の様に成って居てそこにはキメラが10体程居たが、特徴がそれどれ違う様で鑑定して見るとレベル75が3体と77が2体

78が2体で80が3体居たが、キメラは連携するようなことはせず1体づつのキメラが攻撃して来たが、各個撃破する事ができて10体倒すまでに3回もピロンが鳴った、そんな盆地から80層までは7日掛り到達したが70層からは魔物も強く成りピロンが3回追加された、俺達はボス部屋に入る前に異空間に入り休む事にした、カタリナがカルカラとエリナスに大丈夫が訪ねて居たが俺には「あなたは、大丈夫よね」と言っただけだった。


 次の日3人でボス部屋に入って行くとゴリラが居た、鑑定すると名前がコングキングで体長が12mでレベルが90に成っていて全身がごつい毛で覆われて居て普通の剣では切れないと成って居た魔法耐性は無いが毛が魔法を弾く様で、殆どの魔法に耐性が有るのと一緒だった、可成りの強敵なのでアルトバスの鬣が良くここをクリア出来たと思ったが、俺はこのコングキングをレ-ザ-ビ-ム1発で瞬殺するとピロンが1回鳴った。

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