第27話 ルクセンのダンジョンとエリナスⅡ

 

 40層でスケルトンキングを瞬殺するとピロンが2回鳴った、30層から40層迄は死霊


系が主だったので俺が殆ど対処したので4ピロンを稼げた、その間は3日で制覇したの


で今は41層に降りて来た、ここで初めて洞窟以外の場所に出て来たダンジョンの定番


のもう一つの草原だった、草原はやはり空気が上手いし明るい洞窟ばかりだと息苦し


く成るので、ひょっとしたらそれもダンジョンコアの作戦と言う事も考えられるが考


え過ぎか、ここのコアにもし会えたら聞いて見る事にしたいがこのダンジョンに来た


目的がエリナスのレベリングなのでそこそこの所で引き上げる事も有る。そんな事も


考えながら初めての草原にちょっとテンションが高い、3人で進んで行くと前から来


たのがトロ-ルが1体で近づいて来た、俺がレ-ザ-ビ-ムで両足を撃ち抜き動きを


止めエリナスが止めの突きを入れるが、トロ-ルが上半身を起こして反撃しようとし


て来たので右腕を切り飛ばした、エリナスがそれで止めを入れる事が出来て少しやれ


やれと大きく息を吐きだした、其処から又進みだすと次に居たのがマンイ-タ-だっ


たこいつは大きい奴で剣では届かない、俺が処理する事にした火炎弾を撃ち燃やす事


にして2発撃った、マンイ-タ-が燃え上がり草原も少し焼けたが大事には成らなか


った、其処から進んで行くと巨大なカメの魔物が草を食んで居たがこちらに興味が


無いのかこちらを見もしない、なので此方もちょっかいを掛けずにスル-する事にし


て進むと石なのか何かの塊が有ったが、サ-チには魔物の反応だった近づくとその石


が立ち上がり此方に向かって来た、その塊は石のゴ-レムで3体が居て立ち上がると


3mは優に超えていた、大きな石の塊がこちらの方に進んで来るがこれは俺が対処する


事にした、レ-ザ-ビ-ムで足の部分を砕き進めなくすると上半身だけで匍匐前進し


て迫って来た、なので腕の部分を砕くと動けなく成りやっと止まったが止めは何処に


刺せば良いのかが判らない、前に図書館で見た事が有るゴ-レムは魔石が使われて居


ると書いてあった事を思い出した、魔石を探すが石の体の中にある所が解らない面


倒臭く成って来たので動けないゴ-レムを其の侭にしてそこから先に進んだ、直ぐに


階段を見つけて降りると洞窟だった、其処からは順調に進み50層に到達した時にはエ


リナスも可成りレベルが上がって来たみたいで、ここらで良いかと思い50層のボスを


倒してから外に出る事にして居たので先ずはここのボスだ、その儘ボスの部屋に入る


と鉄の様な金属のゴ-レムが居た、鑑定するとアイアンゴ-レムシルバ-と成って居


た、そのシルバ-とは何かと鑑定の詳細を見ると鉄とミスリルの合金で少し灰色ぽい


色合いだった、レベルも70も有るゴーレムはレベル以上の強さが有るとされて居たの


で最低でも70と言う事に成るが、俺はこのダンジョンで4つか5つ上がった筈なのでレ


ベルが80だとしてもほぼ互角かも知れないと思った、二人は「ここから近づかない様


にしてと言って」様子を見る様に言って置いた、「俺は多分だが負けないと思う」と希


望的観測も入れて待つ様に言った、先ずは剣に火魔法を纏い瞬歩で接近して一閃する


と腕で防御されたが腕には半分位の傷が入った、しかしその傷が見る見るうちに無く


なった再生能力が有る様だ、これは厄介な相手だと思ったのは二人も同じだったが如


何する事も出来ない、俺は思案したゴ-レムの魔石の位置が解らないかと新たに魔法


力を加えてサーチすると、ゴーレムの魔石の位置が掴めた俺はしめたと思うとレ-ザ


-ビ-ムをその場所に向け打つと、硬い筈のゴーレムの合金を突き抜けて魔石を砕い


た様でゴ-レムがそのまま前に倒れた、ピロンが3回も鳴ったやっぱり強敵だった様


でゴーレムの後に宝箱が出て来たが階段は出てこなかった、宝箱を鑑定すると中には


錬金術の極みと言う本が入って居た、俺がそれを収納して外に出ると二人もやって来


て言った「一時はどうなる事かと思って居たそうでユウタが勝って良かった」と言っ


て抱き着いて来た、その横で「私は勝つと思って居たよ」と小さな声でエリナスが言


って居た、俺は久しぶりに自分を鑑定する事にした、



   ☆ ユウタ(転生者)  男 17才  レベル85


 HP  150000

 MP  140000


スキル  ・全魔法属性  ・剣術  ・鑑定  ・イベントリ-特

     ・錬金術 ・鍛冶師 ・念話

 

称号   ・剣豪 ・剣神 ・創造神の加護 


エクストラスキル ・創造魔法  ・状態異常無効 


火魔法  レベル15 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス 

          ・ファイア-シ-ルド・ファイア-ウォール

          ・火炎弾 ・火砕流(広範囲魔法)


水魔法  レベル13 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターシ-ルド

          ・ウォーターカッタ-・水圧縮弾

          ・ヒール ・ハイヒ-ル ・水圧操作


風魔法  レベル15 ・空気圧縮 ・ウィンドカタ-

          ・ウィンドシールド・衝撃波

          ・竜巻 ・ウィンドカッタ-10連

          ・フライ


土魔法  レベル13 ・スピア ・アースバインド・落とし穴

          ・壁作成 ・トンネル作成 ・壁強化

          ・家作成 ・土壌改善 


光魔法  レベル14 ・ヒール ・ライト・ハイヒ-ル ・キュア

          ・エリアヒ-ル・ホ-リ- ・インビジブル

          ・ホ-リ-ランス ・ホ-リ-ボム

          ・レーザ-ビ-ム ・エクストラヒ-ル

          ・デスペル ・リバ-ス


無魔法  レベル16 ・魔力操作 ・魔力循環 ・肉体強化

          ・視力強化 ・魔力纏い ・肉体防御

          ・物体鋼化 ・防御力増強


創造魔法 レベル18 ・スキルポイント倍増(常時発動)

          ・魔石収集魔法 ・サンダ-ボルト

          ・魔物解体 ・マップサ-チ・ブリザード

          ・付与魔法 ・結界魔法 ・絶対零度

          ・インビジブル ・リフレクション


時空魔法 レベル13 ・ストップ ・グラビデ ・転移 ・小メテオ

          ・メテオ ・転移門作成 ・拡張 ・異空間作成


雷魔法  レベル11 ・サンダ- ・サンダ-レイン

          ・サンダ-ボルト ・雷神

          ・サンザ-ア-ス


闇魔法  レベル12 ・影潜り・影縛り・ダーク・サイレント

          ・ダークレイン ・ブラックアウト

          ・ドレイン


氷魔法  レベル10  製氷 ・冷水 ・吹雪 ・地吹雪 ・氷山の舞



剣術   レベル18 ・受け流し・スラッシュ・払い切り ・十文字切り

          ・瞬歩  ・十文字切り飛ばし・一閃切り

        

サ-チ  レベル20 ・近くに居る魔物が分かる半径5km 


鑑定   レベル20 ・鑑定出来る(自分より高レベルは出来ない事も有る)


錬金術  レベル7 ・成分鑑定 ・鉱石錬成 ・金属錬成 ・金属抽出

          ・ポ-ション作成 ・ハイポーション作成


鍛冶   レベル6 ・剣が打てる・いい剣が打てる



       カタリナ 18才(人族)  レべル57


 HP  850

 MP  850


スキル  ・水魔法 ・家事 ・サーチ ・剣術


 水魔法 レベル8 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォータースピア

          ・ウォーターウオール ・水圧

          ・水流刃 


 家事  レベル7 ・美味しい料理が出来る


 サーチ レベル5 ・1km圏内は魔物が分かる


 剣術  レベル5 ・スラシュ ・受け流し ・十文字切

          ・二段切り ・横流し切り



      ☆ エリナス (人族) 14才 レベル45


 HP 680

 MP 600


 スキル 弓術 剣術 水魔法


 弓術  レベル1


 剣術  レベル6 ・スラッシュ ・受け流し ・横薙ぎ

          ・2段切り ・十文字切り ・足さばき


 水魔法 レベル3 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターウォール

          ・ウォータースピア


 エリナスも可成りレベルが上がった、3人で話し合った結果こんな物で取り敢えず


良いのじゃ無いかと言う事に成り、ダンジョンを出る事になってギルドに寄るとタグ


を出して呉れと言うので出すと、全員がAランクに成って居てチームもAランクチ-ム


ヒカリの楯に成って居た、それと魔石の買取を窓口でして貰うとワイバ-ンを2個灰


色ウルフ28個マンイ-タ-小1個マンイ-タ-中5個マンイ-タ-大1個リッチ5個スケ


ルトンキング1個を出した、買取窓口の女性は「少々お待ち下さい」と言いながら 


奥の部屋に入って行った、暫くして出て来たら「流石Aランクチ-ムですね」と言い


ながら「白金貨4枚と金貨85枚に成ります」と言って袋を渡して来た、俺はそれをカ


タリナにそのまま渡した。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る