べにざくら

澳 加純

べにざくら

爛漫と 春の女神か べにざくら

  足元には 菜の花したがえ





朝のニュース番組で、お花見の話題が。

その中の映像にあった桜並木と菜の花畑。


それを見たら、お花見に行きたくなりました。

桜と菜の花が咲く道を、散歩したくなりました。


ソメイヨシノにはまだ早い季節ですし、花の色は薄紅色でしたから、おそらくあれは河津桜。華やかな薄紅色が、春色になってきた青空にとても映えていたのです。


その足元に揺れる菜の花。一面の黄色が広がっていました。

そのグラデーションがとても春らしいと、朝の支度の手を止めて、見とれてしまったのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

べにざくら 澳 加純 @Leslie24M

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画