第2話
私は良くわからない感情だった。彼は眼鏡をかけたまま寝ていて、披露がどれだけ溜まっているかが伺えた。日記を盗み見たが私が生まれる前のことが書かれているとは。
私のお母さんがどれほどの屑で彼がどれ程介助してくれたのか、きっと彼のお陰で生まれてこれたのだろう。
ガサッと大きな音がすると私は大急ぎで日記を元の場所に戻す。結局、彼は起きず寝返っただけだった。
自分の布団に入る。この感情に包まれている間はきっと、私は寝れないだろう。
抱きまくらを使ってやっと眠れた。次の日も、その次の日も、私はその日記のことが頭から離れなかった。
抱きまくらについていた涙がきっとその夜のことを表していた。
日記 Rotten flower @Rotten_flower
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