第37話(最終話)空の若鷲、まだ戦争は続いている
篠山の想いは、ミッドウェーで後れを取った戦艦ヤマトに想いを馳せ、「それで曲り角少尉殿はどうされているのですか?赤城の乗組員と大将殿は?」
仲間の将来に身を案じ、心配顔を表して居る篠山に曲り角伍長はその後も敵戦闘機を次から次へとっ撃墜して行き、空の若鷲と呼ばれる様に為ったので有ります!」
背筋をピン!
と、伸ばし右手で敬礼をする小沢に
「もう戦争は終わったので、楽にしていて良いですよ?」
と、小沢に優しく言う篠山に「イエ!お言葉ながらまだ戦争は続いているで有ります!?22ラピュター、?35ステルスなど、アメリカから輸入しており、
日本がお得意の改良をして、日本式に改良に改良を重ねて二本防衛にまい進されております!我が日本軍の司る司令官は曲り角首相で有ります!」
小沢の言葉を聴いて愕然とした!
それは落胆では無く小沢の言葉の期待を裏切る形で、桜色の進軍ラッパの音色を脳裏から聴いていた。(了)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます