【論考:資産運用】お金で勝つ方法は「その瞬間」につぎ込む為のお金を持っていることです。/ 障害年金を切られたら統合失調症が悪化する。

──『金で勝つためには金が要る』──

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 2024年4月17日(水)。21時37分。休みの日。精神科に行った日。


 こんにちは。井上和音です。


 眠たい。


 ツイッターを見てみましょう。


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 「BLEACH、Kindleで全巻買った。

 くそ時間かかったけど、裏ワザで全巻1冊225円で買えたのは良かった。」


 「キングダムKindle全巻買った」


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 多分、お金の分野において、「勝ち」とは、安い時に大量に仕入れて、商売であれば高く売ることを「勝ち」と言うのだと思われます。


 集英社コミック半額ポイントセールという情報を掴んだ井上さんは、最近買って面白かったBLEACH全巻と、夢だったキングダム全巻をKindleで揃えるということを定価の半額で行うことができました。勝ちです。私は勝ち組です。


 お金の分野において、期間限定の「その瞬間」を逃さないことが勝ちの条件なのかなと思っています。多分、株とかにも当てはまるのかなと思います。「その瞬間」を手にした人間が勝ちかなと思うのです。勝った。私は勝ったぞ。


 ところが、「その瞬間」があると分かっていても、ある程度の資金が無ければ、今回のように半額ポイントセールがあっていたとしても買うことは出来なかったでしょう。要は金が無ければ金で勝つことは出来ないのです。こういうところが資本主義って嫌だなあと思うところですが。


 何かまだ半額ポイントセールがあっているのでまだ買いましょうか。暗殺教室とか気になっているし、なんか、めちゃくちゃ詳しい中国史のKindle本も半額ポイントセールがあっていますし。でもこうやってAmazonの罠に引っ掛かっていくのかなと思います。


 「罠でもいい。罠でもいいんだ」と涙ながらに3万円近い出費をしてしまった井上さんです。最近の不安は障害年金が止まることです。朝日新聞を読みましたが、国民年金保険料の納付が5年延長されるのがほぼ確実視されているらしいじゃないですか。私は障害年金受給者なので国民年金保険料は免除されているし、そもそもの職場で厚生年金に入っているので特に何の問題もないのです(考えてみれば、働いている限りは本当にそう)が、障害年金が切られた後に、職場の更新もありませんでした。無職で頑張ってくださいとなってしまったときは、もう終わりだと思っています。


 今までありがとうございました、という感じになりそうですが、現実的にあり得る未来なので冗談にもならないですね。NISA口座が開設されて「どれだけ突っ込めばいいんだ。どれだけ分散投資をすればいいんだ」と、スタート地点で全てが決まりそうなNISAなのですが、障害年金が止まれば積立NISAはやれるわけが無くなるでしょう。


 実は障害年金の受給権は令和6年8月まででして。そこから先は医者の診断書と厚生労働省のさじ加減で更新かどうかが決まります。厚生労働省のさじ加減一つで人生が一気に暗転してしまうとても不安定なこの人生。これ気が狂うよ。永年認定は無いのは分かっていますが、人生が終わりそうな時に「ああ、あそこで障害年金の更新がされるかどうかでびくびくしていたのはもったいなかったなあ」と、結局死ぬまで障害年金が貰えたとしたら、そう考えるのでしょうね。障害年金が決まればNISAも思いっきりいけますし、下手したら暗殺教室も全巻買うかもしれません。親近者が無くなった後はもしかしたら、もう無職になっているのかもしれません。なんかもうずっと寝ていてアニメとかラノベとか漫画とか読めていたらそれで満足だもの。厚生年金が無くなっても、まあ、国民年金保険料免除ならばもうそれでよくない? とそういう気持ちになってしまいます。


 勇気を持て。障害年金が更新されないなんて不確かな未来にビビってるんじゃないよ。集英社コミック半額ポイントセールのチャンスは今しか無いんじゃないのか? チャンスを掴んでこそ本当の零になれるし近付けるんじゃないのか?


 ギャンブラーじゃん。単株とか買うのやめたほうがいいよ。マジで毎月一万円のインデックス以外はしないほうがいいよ。水原一平さんじゃないけれど、あなたにもギャンブラーの素質ありますよ。障害年金が決まってから動けばいいじゃないですか。障害年金が落ちたらそれはそれでそのときに戦略を考えればいいじゃないですか。


 金が無ければ戦略もくそもないのですが。


 ただ極貧生活になるだけ。本当に今までありがとうございました、とただそれだけの日々になるだけです。


 不安定な生活に不安を覚える井上和音さんでした。この落ち着いた感じ、昨日のセパゾン錠をかぶ飲みした効果が抜けていないのか。テンションが上がらない。精神科もこのテンションで行ったのですが、別に心配もされませんでした。それどころか、暗に「もうソーシャルワーカーとの相談というか雑談は卒業していきましょうか。あなた問題無さそうですし」という暗喩を言葉尻に捉えました。統合失調症患者の気が狂うのは一瞬よ。苦しい世界を打破しようとして火災報知器とかぶん殴る可能性がなきにしもあらず。ないよ。ないと言ってくれ。


 私が助かった後に、地獄に突き落とすのはまたやめてくれ。私は楽に生きたいんだ。それの何が悪いんだ。

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