第51話いざ大阪へ

 2035年10月10日。

 小香シャオシャンは大阪へ向かう事となった。

 シフトを出した際、上司から何があったのかと聞かれ、小香シャオシャンは咄嗟に、旅行に行くと話した。本当は茨木童子を倒しに行くのだが、上司に話したら驚かれるか止められるかもしれないと思い、この事は黙った。

 早朝に小香シャオシャンは、新幹線に乗り、暫くすると新幹線は大阪に到着した。

 手がかりを探すため、ホテルに荷物を預けた後、駅周辺で手がかりを探す事にした。

 途中、中年女性から飴をもらったりし、小香シャオシャンは茨木童子を探しながらなんだかんだ大阪を満喫していた。

 通天閣付近に辿り着いた時だった。近くにあった店の柱に、茨木童子のポスターがあった。内容を見ると鬼に気をつけるようにと書かれてあった。


 小香シャオシャンは危機感を感じた。


 早く茨木童子を見つけなければと。


 だが、小香シャオシャンの前に一番会いたくない者達が現れた。

 それは、子供の頃自分を虐め、恋人だった北大路を手にかけた希腊シーラ衛城ウェイチャン愛琴アイチンだった。3人は、小香シャオシャンに対する嫌悪や憎悪により鬼となったのだ。

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