第6話
side竜馬
「なんだこれ!」
「うわああ!」
うるさい、だまれ。
ギルドの奴らは、低レベルの奴らが多いので、すぐに片付けることができた。だが、あいつがいない。おれを殺したあいつだ。どこにいようが、絶対に俺があいつを殺す。
「グオオオオ!!」
これは決意を決めた咆哮だ。何があってもあいつを探し出す。
出来るものなら今すぐ探し出したいが。日本には世界最強がいる。
記憶が正しければレベルは500をこえているはずだ。今すぐ来るかもしれない。
とにかく今はダンジョンに潜ってレベリングだ。
しかし、どうやって戻ろう。
品川ダンジョンはおそらく封鎖されているはずだ。
確か、ここから歩いて1時間ほどのところでもう一つダンジョンがあったはずだ。ドラゴンならすぐにつけるはず、そこに行こう。
side???
ホワイトフラグが遂に崩壊したらしい。あそこはホワイトとは名ばかりのブラックギルドだったらしいからな。
さっき緊急でヤツに呼びかけたが、丁度都合が悪く時間がかかると言っていた。
やはり、世界最強さんは大変なのだな。
「よう、雅之、いや、世界No.1ギルドのギルドマスターさん。」
「何度言ったら理解するのだ。まったく、お前のせいで警備員をクビにしないといけなくなる。」
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