第3話
sideとある配信者
「なんか前の方からすごい音がするね。なんだろう。例のユニークモンスターかな?」
・怖い怖い怖い
・早速フラグ回収か?
「そういえば、近くにモンスターの気配が全然しないの。もしかして、ユニークモンスターが倒してるのかも。」
・何それ?
・モンスターもレベルアップとかするのかな?
・現在進行形で強くなっていくの怖すぎる。
・ワイ協会のものだから上司にこの仮説伝えておくわ。
・仕事しろwwww
「協会の人たちには伝えておいた方がいいよね。よろしく。」
協会とは全国のギルドを纏める国の組織である。
・そういや同じ種類のモンスターでも強かったり弱かったりするよな。
・レベルアップの話が信憑性高くなってきたな。
「でも、ユニークモンスターの気配は全然しないから大丈夫でしょ。」
・なんでこんなフラグ立てるの好きなんだよ。
・天然だったらすごい。
「相変わらず音は聞こえてくるから、上に帰ろうか。怖いからね。」
そういって後ろに振り向くと、なぜかモンスターのドロップアイテムがあたり一面に広がっていた。
「な、何これ。他の探索者の仕業とは思えないし、所々足跡みたいなのがあるし、え?ユニークモンスターの仕業ってこと?でも気配察知には何も反応はなかったし…。」
・テンパってるの可愛すぎ
・驚愕する美少女はご褒美
・気配隠蔽とか持ってるのかも
・またまたのフラグ回収
・天才かよ
・Zのトレンドから来たけど何が起きてるの?
・もうトレンドになってるのかよ。
・気づいたら後ろにドロップアイテムが散乱してて混乱してる。
・協会のやつはいるか?いるなら上司に伝えてくれ。
「って気づいたら接続10万人って何⁈これまでは高くても1万とかだったのに!」
・帰ってきたぞ。上司も見てるらしく大パニックだ。
・上司も仕事してなかったのかよwww
「とにかくっ。帰らないと。証拠のドロップアイテム持って地上に帰らないと。」
彼女はそういって帰還用のアイテムを使って地上へ帰っていった。
不定期投稿になると思いますが、よろしくお願いします。
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