第17話 北畠顕家、登場

都では我ら足利軍は朝敵として扱われているそう。


それを払拭するために尊氏様ら足利軍は追ってきた新田軍を蹴散らし、都へあと一歩と迫った。


しかし、後ろにいたのは味方ではなく、大量の骸だった。


「出たな...北畠顕家。」


北畠顕家。奥州を拠点として活躍している貴族。武芸に優れていることでも有名だ。


味方はおそらく弓矢で撃たれたんだろう。


「我が名は辻堂和音。勝負だ!」


「いいだろう、武士みたいな下級貴族との相手は割に合わんが、受けて立とう。」


よし、後々苦しめられるなら今のうちにかたをつけるぞ。

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