第8話 井出の沢の戦い

ここは井出の沢。


ここで北条軍と直義公率いる軍が戦っている。


つい先ほど、三浦勢が裏切り、北条軍に付いたようだ。


直義公を逃すため、私は2000の兵を率いて井出の沢にやってきた。


そして本陣を目指す。


「直義様!和音にございます。」


「和音!?ちょうど良かった、殿を任せた!」


「はっ!」


殿の役目を承った。兵たちを拳に兵の元に戻る。


「これより我らは直義様を逃すために殿となる!いいか、敵を1歩も直義様へ近づけさせるな!」


『ははっ!』


「かかれ〜!!!!」


『おう!!!!』


北条軍に向かって本陣守備の200人以外の1800人が北条軍に向かって突撃を起こす。


突然の援軍にびっくりしたのか、北条軍の勢いが少しだけ衰えた。


「我も行くぞ!狙いは三浦だ!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る