物欲お化け
琴塔子
第1話
あまり我慢しすぎると、その反動で欲が押さえられなくなる事ってあると思います。
私は子供の頃に親が貧乏で、なおかつ子供が欲しい物への理解が全くと言って良いほど無い親でもあったため、「これが欲しい」とおねだりした物を買ってもらえた事が殆どありませんでした。
おもちゃ、文房具、子供用のアクセサリー、そして食べ物も…。
小学生の高学年くらいになってくると、周りの子達は少しずつお洒落になっていきましたが、私の親はそういった事の理解もできない人でした。
夏休み等の長期の休みに家族で旅行へ行くという事さえも、うちの親は理解してくれず、殆ど旅行へ連れていってもらえませんでした。
私が子供の頃はとても景気の良い時代で、同級生の友達はおもちゃもアクセサリーも沢山持っている中、私は本当に惨めな思いをしていたと思います。
このエッセイでは、そういった幼少期の思い出や、その反動により大人になった私が子供の頃の無念を晴らすために買い物をしまくっている話を書いていこうと思います。
1つの物に執着しては大量に買ってしまったり、集めてみたり…。
そしてある時、気持ちが冷めてしまい、買い集めた物を処分するという事を繰り返しています。
でも、買い物をしている時って本当に楽しくて夢中なんですよね。
そんな私の買い物事情を書いていこうと思います!
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