傷つけない振り方なんてあるのかな…

saito sekai

勘違い性?

恋愛不要論三部作を一気に書いて、少しクールダウン。以前私を好きだと言ってくれた男の子A君の事を思い出しました。


同じく専門学校のクラスメート。おとなしくて、私を意識した頃から、眼鏡を止めて大きな瞳を出してきた。


何で勘違いするのかな?って事があって。これは別の男の子B君。話しているうち私が自分のこと好きだと思い込まれて。

あ~違うのに、なんて私の不安定な素振りも拍車をかけて。違うよ、好きじゃないとも言えないで、Bの中では、すっかりフラれた女確定。なにそれ…。


男の人、女より勘違いしやすいと思います。別の男の人Z。少し誉めただけで、勘違い。その人の彼女から睨まれる。そんな経験もしました。


話を戻します。A君から届いた年賀状に「君の事が大好きになりました」とあってから、私はA君が煩わしくなりました。家に何度も電話でデートのお誘い。ハッキリ断る私に、母が言った一言。


「冷たいじゃないの、女らしくない」


あやふやな態度は性格的に取れないから、傷つけてしまった形になり…この事とは関係ないけど、私はその専門学校を中退。アパレルの道に行きました。


よく冷たい位が丁度良い、そんな聞いたことあるけど、確か「101回目のプロポーズ」のヒロインの言葉だったかな。

その言葉の裏には、勘違いしやすい男の性みたいなものを感じます。


だからこそ「彼は欲しくない、欲しいのはフィアンセ」そう言い切るヒロインになりたい、そう切に願うのです。完

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