第3話 鯨トラック

割と天気が良い日の6月。

鯨トラックは海沿いを走り、同胞を嘲笑う。

あまり油は乗ってない輩ばかりらしい


頭から潮を吹き出す鯨トラック

そのサイレンはまさに、ガス欠。


鯨トラックはもう一度海の方を見た。


鯨トラックは落ち込んだ。

これじゃまるで、陸に打ち上げられた鯨そのものじゃ無いかと。






鯨トラックは自分がどうやって生まれたのかは知らない。




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七面鳥パトカー @nature181

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